ジャイアンツがベテランWRアレン・ロビンソンと契約

アレン・ロビンソン【NFL】

先月に実施された2024年NFLドラフトの1巡目指名でワイドレシーバー(WR)マリク・ネイバースを獲得したニューヨーク・ジャイアンツが、進化し続けるレシーバー陣にベテランを加えることになった。

ジャイアンツが現地8日(木)に、プロボウルに選出された経歴を持つWRアレン・ロビンソンと契約を結んでいる。

30歳のロビンソンはこの数年間で4チーム目、キャリア全体では5チーム目に移籍することになった。かつてドラフト2巡目でジャクソンビル・ジャガーズに指名されたロビンソンは過去3年にわたって、シカゴ・ベアーズ、ロサンゼルス・ラムズ、ピッツバーグ・スティーラーズに在籍している。2023年にはレギュラーシーズンの全17試合に先発出場したロビンソンは、レシーブ合計34回で280ヤードをマーク。3人のクオーターバック(QB)を先発起用したスティーラーズで4番手のターゲットとなっていた。

ジャイアンツでは、ロビンソンはネイバースを含む競争の激しいワイドレシーバー陣に加わることになる。このグループにはジェイリン・ハイアット、ワンデール・ロビンソン、アイザイア・ホッジンズ、ダリウス・スレイトンなどがそろっている。

身長約188cmという大柄なターゲットのロビンソンは、ジャイアンツの若手グループの中でも重要な役割を果たせるだろう。

10シーズンで127試合に出場したロビンソンは、レシーブ562回で7,028ヤード、タッチダウン43回を記録。唯一のプロボウル選出はジャガーズ2年目の2015年だった。1,000レシービングヤードを突破したのはベアーズに在籍していた2020年(1,250ヤード)が最後となっている。

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