__住宅をとりまく市場環境が刻一刻と変化する中で、関連企業はどのようなニーズに焦点を当て、新たな商品を世に送り出そうとしているのか―。
ハウジング・トリビューンでは、建材・設備メーカーを対象に各社の「春のイチオシ商品」とともに、今後、商品・技術開発を進めていく上で重視するテーマについて聞いた。
117件の回答を見ていくと、労働力不足や働き方改革に対応するための「省施工」、脱炭素化社会の実現に貢献するための「省エネ」、補助金などの影響で市場拡大への期待が高まる「リフォーム対応」など、市場環境の変化へと対応するための商品開発を進めようとしていることが分かってきた。__
省施工、省エネ、リフォーム対応、防災・減災、高意匠…
建材・設備メーカーが志向する商品・技術開発の最新トレンド
ハウジング・トリビューン編集部では、毎年、建材・設備メーカーへのアンケートを通じて、住宅関連の商品・技術開発の最新トレンドを考察している。今年は合計117件の回答を得た。
アンケートでは、今後、商品開発・技術開発を進めていくうえで重視するテーマについて、20の選択肢から答えてもらった。なお、「1番目に注力したい」、「2番目に注力したい」、「3番目に注力したい」という3つを回答してもらっている。
1番目に注力したいテーマについては、防災・減災が17件で最も多かった。次いで省エネ(16件)、高意匠(14件)、省施工(人材不足対応)(13件)、木材利用(11件)と続く。昨年のアンケートでは、省エネが最も多かったが、能登半島地震の影響などもあり、防災・減災の意識が高まっているようだ。
2番目に注力したいテーマでは、省エネが21件で最も多い。3番目に注力したいテーマとしては、省施工(人材不足対応)が20件でトップとなっている。
1番目から3番目までの回答を合計した結果では、省施工(人材不足対応)が47件で最も多く、全体の13・4%を占める。昨年の結果では、省エネが最も多かったが、やはり人材不足や働き方改革の影響が色濃くなってきているようだ。
次いで多かったのが、昨年最も多かった省エネで45件の回答があった。それ以降は、リフォーム対応(35件)、高意匠(34件)、防災・減災(34件)と続く。
上位5つのテーマを昨年の結果と比較すると、昨年は4番目に多かったリサイクルに変わり、防災・減災がトップ5に入ってきている。
アンケートでは、それぞれの建材・設備メーカーに「2024年のイチオシ商品」も聞いている。各社のイチオシ商品と、アンケートの結果をもとに、建材・設備の最新トレンドを考察していく。
2024年問題でさらに深刻化
施工力を補完する商品・技術に期待
2024年4月から、いよいよ建設業でも時間外労働の上限規制が適用になった。以前から人材不足が深刻化していた状況が続く住宅産業界にとっては、「新築市場の縮小以上に人材不足が事業環境を悪化させる要因になっている」という見方もある。今や「人材不足は住宅産業界にとって最大の事業リスク」と言っても過言ではないだろう。
こうした状況を踏まえて建材・設備メーカーでは、職人不足を補完する商品や技術の開発を進めてきている。
日本製紙木材の「スーパージェットファイバー」は、上位等級の天井断熱に最適なセルローズファイバー断熱材。自由な厚さで、専門の施工店が隙間なく施工するため、職人不足の解消に貢献する。
鶴弥の「フルプレカットシステム」は、建築図面の寸法データから、積算システムによって屋根で使用されるほぼ全ての瓦の形状を算出できるもの。そのデータをカット装置に転送し瓦の加工(プレカット)を行い、邸別に瓦を出荷する。
ビスダックジャパンが提案する「在来軸組パネル構法」は、在来工法の6工種(床・壁・間仕切・天井・小屋・屋根)を完全にパネル化し、工期短縮を実現。人材不足に対応できる構法であり、パネルの小型化により汎用車両での輸送も可能だ。
日本の住宅生産方式は、プレカット化が進んだにも関わらず、現場の職人の技量に頼る部分がいまだに多い。
それだけに、メーカー側の〝さらなる工業化〟を実現するための取り組みに寄せられる期待は大きく、こうした動きの積み重ねによって住宅生産方式の変革が生まれる可能性もありそうだ。
激化する省エネ競争
次のステップへ向かう動きも
住宅のさらなる省エネ化に向けた性能競争は、ますます激化している。断熱等性能等級6、7の創設や2025年4月に控える省エネ基準の適合義務化、そしてその先に控える基準引上げなどを視野に入れ、先進的な住宅事業者の取り組みが加速している。既に等級6や7を採用する住宅会社も登場してきており、こうした動きに呼応するように省エネ関連の建材・設備メーカーの動きも活性化している。
旭ファイバーグラスは、温暖地でも付加断熱無しで等級6をクリアできる高性能グラスウール断熱材として「アクリアαシリーズ」、パラマウント硝子工業は「太陽SUNR」の販売に注力している。
さらに今年4月に高性能グラスウール断熱材「イゾベール・コンフォート」の新商品を発売したのは、マグ・イゾベールだ。植物由来の結合剤を使用した世界最高水準の熱伝導率を誇るラインアップを追加した。独自に推奨する断熱性能「等級6〝+〟」をはじめとする高断熱住宅への提案を強化している。
JSPの「ミラフォームΛ(ラムダ)」も優れた断熱性能を備えている。吸水性も低く長期的に品質が安定した押出法ポリスチレンフォーム断熱材で、上位等級住宅に対応した商品だ。
断熱材だけでなく、開口部の領域でもさらなる省エネ化に向けた商品提案が進む。例えば、LIXILでは、高性能パノラマウインドウとして、高性能窓「TW」を提案。「高い断熱性能」で心地よい温熱環境を実現するだけでなく、圧倒的な「デザインと眺望性」、「高い日射熱取得性能」を兼ね備える。室外側には高耐候型アクリル塗料を採用しており、長期にわたり美しい風合いを維持する。
設備の分野では、給湯器での商品提案が進む。
「ハイブリッド給湯器 ECO ONE」を推すのはリンナイ。160ℓタイプでは年間給湯効率148・1%と業界トップクラスの省エネ性能を実現。CO2排出量の56%、給湯光熱費の60%を削減するという。
住宅の省エネ化に向けた動きは、光熱費の高騰なども影響し、次のステップへと向かいつつある。建材・設備メーカーとしても、これまでの取り組みの拡充だけでなく、全く異なる視点での商品・技術開発も求められそうだ。
補助制度などの影響で好調続く
リフォームが主戦場へ
苦戦を強いられる新築市場とは対照的に、市場が活気づいているのがリフォーム分野である。大型補助制度などの影響もあり、新築市場に代わる主戦場としての期待感も高まってきているようだ。
好調なリフォーム市場の中で、とくに活況を呈しているのが開口部の省エネリフォームだろう。先進的窓リノベ事業などの補助制度を追い風として、各社ともに開口部リフォーム関連商材の売上を伸ばしており、一時期は生産が追い付かないほどの状況も迎えた。
YKK APによると、「(昨年実施された)住宅省エネ2023キャンペーンの効果で、外窓交換における樹脂窓化率が急伸している」という。同社の「『マドリモ 断熱窓 戸建用』樹脂窓 引違い窓 ハイブリッド専用枠」は、「壁厚の薄い既存住宅に納まらない」、「大開口サイズに対応できない」、「現場への運び込みが困難」などの課題を解決する樹脂障子+アルミ樹脂複合枠。樹脂窓の高い断熱性能を維持したまま、アルミ樹脂複合窓と同等の扱いやすさを実現している。
三協立山が提案する「ノバリス 玄関ドア」は、先進的窓リノベ2024事業のSグレード対象となる性能を実現するリフォーム商品。ドア厚60㎜の「高断熱仕様」を新たに設定したほか、外観のテイストに合わせて選べる7デザインをラインアップした。
開口部以外でも、断熱改修に関連するリフォーム商材に注力するメーカーは少なくない。アキレスの「ソトダンプラス」は、住んだまま断熱改修と耐震補強ができる木造住宅外壁向け新リフォーム工法。住宅の温熱環境が改善され、冷暖房費削減に貢献する。既存の外壁を残したまま施工するため、解体が不要なことで建築廃材が抑えられ、アスベスト対策や産廃ゴミ減少にもつながる。
4寸勾配以上の屋根リフォームに最適な高断熱の金属屋根「断熱ビューティルーフ3型」を販売するのは元旦ビューティ工業だ。屋根を棟側から軒先へ施工していく独自の「バッキング工法」により、急勾配でも作業者は安定姿勢で施工効率を高めることができ、施工不良や傷、凹みも抑制する。
リフォーム市場を持続的に拡大していくためには、老朽化に伴う交換型の需要だけでなく、性能や住み心地を向上していく需要を創造・開拓していくことが不可欠だ。補助金などの効果もあり、徐々にではあるが性能向上リノベなども盛り上がりを見せ始めており、リフォーム市場をめぐる状況も新たなステージへと進みつつあるのかもしれない。
繰り返す自然災害
悲劇を繰り返さない家づくりを
2024年1月1日、能登半島地震が発生した。毎年のように発生する自然災害によって、いまだに多くの住宅は被害を受け、時には居住者の生命や財産を奪うような悲劇が繰り返されている。
こうした惨状を目の当たりにする度に、悲劇を繰り返さないための商品・技術開発の重要性が増している。
タナカの「新・つくば耐力壁〈Ⅹ型〉」は、筋かいのみで、1m当たり相当壁倍率6・3~7・0倍の耐力を確保する狭小耐力壁。構造用面材を施工することが難しい室内壁にも対応する。
日軽金アクトの「ブレースリーKⅡ型」は、金物工法仕様に対応した制震材で、在来工法仕様にも対応できるという。
リサイクル木材を原料とする耐力面材「novopanSTPⅡ」は、日本ノボパン工業の商品。くぎピッチの変更で高倍率化が可能で、耐震性能シミュレーションソフト「wallstat」対応認定建材となっている。
住宅に悲劇をもたらす自然災害は地震だけではない。三和シヤッター工業の「耐風ガードLS」は、スラット端部を独自開発のフック形状とすることで、シャッターカーテンがガイドレールから外れる被害を防ぐ耐風形軽量シャッター。外出中などの急な強風にも備えることができる。
シネジックは、屋根垂木をビスで留めるだけで、強風などで屋根が破損した場合の補修費を補償する「タルキックⅡ」を提案する。
巨大な自然災害が発生した後のことを考慮した商品提案も目立ってきている。
ホタルクスの「HotaluX AID」は、停電を自動で検知して、自動で非常点灯を開始するLEDシーリング。最長20時間の非常点灯に対応し、非常点灯時のON・OFF操作も可能となっている。普段は調色調光タイプのLEDシーリングとして生活を彩る。
既存ストックも含めてさらなる防災強化を図っていくことが、住宅業界がまず取り組むべき命題なのではないだろうか。
多様化するデザインニーズに
個性で新たな価値を提供
SNSなどで様々なデザインの住宅の写真や動画を気軽に確認できるようになったこともあり、消費者の住宅デザインに対するこだわりはより強まる傾向にある。
こうした中で、建材・設備メーカーでは、より個性的なデザインを具現化し、消費者の〝映えニーズ〟に応えようとしている。より個性的なデザインによって提案型の価値を創造しようとしているのだ。
とくに内外装の分野では、こうした傾向が顕著になってきている。
フジワラ化学の「MURA WALL」は、唯一無二の内装壁面用高意匠性塗材。左官職人の手による〝斑〟(ムラ)が特長で、多様な空間を演出する。加えて、調湿性もあり、耐汚染性にも優れた仕上塗材となっている。
永大産業では、内装材のハイエンド製品「グランマジェスト」シリーズに、「『グランマジェスト グレインエレメント』リブパネルデザイン」として室内ドア・化粧壁材を追加発売した。ドアから壁面に至るまでを同一ディテールで連続させた壁面一体化デザインが特長の製品。リブの形状にもこだわり、インテリア空間を象徴的に魅せることができる。
「シンプルモダンシリーズ SP‐ガルボウ」で新たな外装デザインを提案するのが、アイジー工業だ。この商品は、金属縦葺き屋根の意匠をモチーフにした金属サイディング。縦リブ形状のスタイリッシュなフラットデザインが特長で、壁と屋根一体デザイン住宅を実現させるサイディングを実現できる。
根強い人気を誇る木質感を訴求する商品でも、新たなコンセプトを打ち出した商品が目立つ。
朝日ウッドテックの「ウッドリウムボード(挽き板)」は、木質建材の活躍の場を広げる内装材シリーズ。水廻りにも対応可能な強化塗装仕上げを用意することで、テーブルや棚板はもちろん、キッチンサイドや洗面台のカウンタートップなど、これまで木を使うという発想がなかった場所にも使用できるようになった。
ウッドワンでは、自社森林で育てたニュージーパインとオークを使用した無垢の木の室内窓「imadoki(イマドキ)」を展開している。室内に光や風を取り込むことができ、部屋に開放的な空間を演出。インテリアデザインにアクセントをもたらす。
設備の分野でも個性的なデザインを形にしたものが登場してきている。
ハウステックの「雅月(みやびつき)」は、天然木の香りで温泉のような至福のひとときを過ごせるシステムバスルーム。樹齢200年以上の木曽檜や青森ひばの天然木の浴槽と天然の御影石カウンターで「非日常」を味わいながらも、しっかりとした防水性能、優れた耐久性を備えたシステムバスルーム工法を採用。天然木はメンテナンスが心配という声に応えた浴槽リフレッシュサービス「雅月プレミアム」を用意している。
競い合うように自社の個性的を具現化し、新たな価値を創造しようという建材・設備メーカーが増えていくことで、住宅デザインがより洗練されていくことは間違いないだろう。こだわりが強い消費者のデザインセンスを刺激するような価値提案型の商品開発がより重要になりそうだ。
調湿、吸着・消臭機能で室内の空気環境を快適に保つ多機能不燃内装仕上げ材
モイスNT内装材
消石灰、バーミキュライト、珪藻土など天然素材が主成分の多機能不燃内装仕上げ材。調湿機能、吸着・消臭機能により、室内の空気環境を快適な状態に保つ。「耐火性」「耐久性」「施工性」「加工性」にも優れる。国土交通大臣認定の不燃材。
アイカ工業
0120-525-100
https://www.aica.co.jp/products/wall/moiss/moiss-naisou/
銘木に囲まれた豊かな空間を演出できる銘木挽き板・無垢内装材ブランド
WOODRIUM
内装ボード、階段材、手摺材をラインアップする内装建材のブランド。製品表面には、銘木から引き出した2㎜の挽き板、もしくは無垢集成材を使用しており、同社の床材と組み合わせることで、銘木に囲まれたより豊かな空間を実現できる。
朝日ウッドテック
06-6245-9505
https://www.woodtec.co.jp/
20K250㎜厚、R値7.1を誇る天井用の高性能グラスウール断熱材
アクリアαR71
アクリアαシリーズ最厚の高性能グラスウール断熱材。高断熱住宅の天井用として推奨。20K250㎜厚の仕様で、熱抵抗値は7.1㎡・K/Wとブローイングウール370㎜相当の性能を誇る。1層施工するだけで等級5以上の性能を実現。
旭ファイバーグラス
0120-99-6388
https://www.afgc.co.jp/
室内に光や風を取り込むことができる無垢の木の室内窓
imadoki[イマドキ]
自社森林で育てた木材のニュージーパインとオークを使用した無垢の木の室内窓。開放的な空間を演出する。光を取り込むことのできるFIX窓と、風も取り込める押し出し窓の2種類。カラーはインテリアに合わせて選べる5色をラインアップしている。
ウッドワン
0120-813-331
https://www.woodone.co.jp/product/item/housing/imadoki/
こだわりのリブデザインが魅力の内装材の最上位シリーズ製品
「グランマジェスト グレインエレメント」リブパネルデザイン
海外のトレンドデザインとして着目されているリブデザインのドアと化粧壁材が一体化した意匠が特長の「グランマジェスト」シリーズの新製品。リブの形状にもこだわり、インテリア空間を象徴的に魅せることができる。化粧壁材のみを採用することも可能。
永大産業
0120-685-110(お客様センター)
https://www.eidai.com/product/granmajest_special/
豊富なデザインとスタイリッシュさで、インテリアと合わせやすいシステムキッチン
ラフィーナ ネオ
豊富なデザインのキッチン扉を取りそろえ、インテリアとのコーディネートがしやすいスタイリッシュなシステムキッチン。「リアリスタシリーズ」は、1枚の石から作り出したような連続石目柄(4柄)が人気。住空間に優雅さを与え、贅沢感を演出。
永大産業
0120-685-110(お客様センター)
https://www.eidai.com/product/kitchen/lafina-neo/
リフォームにも設置可能なオイルダンパーを用いた制震工法
Hiダイナミック制震工法
ビル用制震オイルダンパーで培った制震技術などを応用し、業界でも数少ないリフォームにも設置可能な住宅用制震工法。特に繰り返しの揺れに効果を発揮する。また、床や天井を解体せずに施工が可能なため、費用や工期を削減できる。
江戸川木材工業
03-3521-3190
http://www.edogawamokuzai.co.jp/
足場不要で費用・工期を軽減 雨樋・屋根のリフォーム安全装置
スムースライド77
雨樋の交換や屋根施工時に使用でき、軒先をスムーズに横移動ができる装置。屋根施工を行う職人自らが設置可能で費用と工期を軽減する。足場を組まなくても屋根上から安全に作業ができる。狭い土地でもどんな傾斜の屋根でも設置が可能。
元旦ビューティ工業
0120-09-49-39
https://www.gantan.co.jp/products/189.html
充填工法用:断熱等級5(誘導基準)対応 住宅用ロックウール断熱材
ロクセラムサイレント
断熱・吸音・防湿・耐火・耐水すべてに秀でたロックウール断熱材。4~7地域の断熱等級5(誘導基準)仕様基準に1枚で施工可能な性能。更に吸音JIS規格取得。結露対策強化シート(JIS A 6930 A種相当)付属により、別張りシート省略可能。
JFEロックファイバー
086-448-5200
https://www.jfe-rockfiber.co.jp/
充電式電動タイプの省エネ高機能スクリーン
ハニカム・サーモスクリーン
eタッチウィンドウタイプ ポールスイッチ式
内窓並みの高い断熱効果を持った省エネ高機能スクリーン。ハニカム構造の断熱ブラインドが、冬の冷え込みや夏の暑さを防ぐ。冷暖房費の削減にもつながる。充電式の電動タイプで、電気工事は不要だ。簡単に取付でき、リフォームに最適。
セイキ販売
042-433-9881
https://www.seiki.gr.jp/products/screen/honeycomb/
調湿・消臭・吸音性能を備えたダイロートン健康快適天井材
クリアトーン12SⅡ
ロックウール吸音板ダイロートンを使用した天井材。調湿機能を持ち、多湿時には吸湿、乾燥時には放湿する。洗濯物の部屋干し試験を行い、室内の高湿度状態を抑制し、洗濯物の乾燥スピードが早くなるといった結果を確認した。
大建工業
0120-787-505
https://www.daiken.jp/
相当壁倍率6.3倍~7.0倍の耐力を確保した狭小耐力壁の新商品
新・つくば耐力壁〈X型〉
柱間450㎜(455・500㎜)幅で相当壁倍率6.3倍~7.0倍と、高い耐力を確保しているのが大きな特長。構造用面材を張ることが難しい室内壁への使用に最適。最大梁せい600㎜に対応しており、ガレージ開口部などに使用するロングスパン梁にも対応しやすい。
タナカ
0120-558-313(CSセンター)
https://www.tanakanet.co.jp/
心身ともにリラックスした入浴時間を楽しめるバスルームの新商品
トクラスバスルーム AXIY(アクシィ)
浴室空間を視覚的に広く感じることができるデザインの「シンメトリーデザイン」、入り心地にこだわった人造大理石バスタブ「エクラン」、やすらぎのプリセット音源を内蔵した「サウンドシャワー」などを採り入れ、癒しのバスタイムを実現している。
トクラス
053-485-1561
https://www.toclas.co.jp/bathroom/
太陽熱を51%カットする窓リフォームにも最適な真空ガラス
スペーシアクール
夏の暑さが激化する中、一枚ガラスの約6倍の断熱性能を実現する真空ガラス「スペーシアクール」。部屋の暑さの原因となる太陽熱を51%カットし、さらに室温を逃がしにくいため、節電にも貢献する。各種補助金制度に内窓も含めて製品登録されている。
日本板硝子
0120-498-023
https://shinku-glass.jp/
開口面積の向上で、緩勾配の狭小屋根の住宅にも設置可能な通気見切り部材
REV-15
従来品より開口面積を28%向上させ、緩勾配の狭小屋根の住宅にも採用できる通気見切り部材。軒ゼロの水下側・水上側、軒ゼロのケラバにも設置できるなど多彩な設計に対応。破風いらずですっきりとしたデザインも可能。設計の幅を広げる。
日本住環境
03-5289-3302
https://www.njkk.co.jp/
準耐火構造45分認定を取得した軒ゼロ住宅に対応可能な軒裏換気部材
SEV-15FD
軒ゼロ住宅のケラバなどに取り付けられる「SEV-15」の準耐火構造45分の防火認定を取得した軒裏換気部材。従来商品と同様のスリムデザインを継承しており、軒ゼロ住宅の外観デザインを損なわない。ハニカム形状を改良し、防水性も向上。
日本住環境
03-5289-3302
https://www.njkk.co.jp/
くぎピッチの変更で高倍率化が可能 累計100万棟以上が採用する構造用PB
novopanSTPⅡ
大臣認定・告示対応で高い壁倍率(4.3倍/軸組、4.8/枠組)を実現するパーティクルボード。リサイクル木材を主原料としたエコ商品のため、使うだけで環境配慮にも貢献できる。耐震性能シミュレーションソフト「wallstat」対応認定建材。
日本ノボパン工業
03-5295-2100
https://www.novopan.co.jp/
優れた自立性と、高い反発力が魅力のピンクの高性能グラスウール断熱材
太陽SUNR
優れた自立性と、高い反発力が魅力の防湿層なしの高性能グラスウール断熱材。密度20㎏/㎥の「太陽SUNR(SRJ)」と、上位商品で密度38㎏/㎥の「太陽SUNR(SRG)」を揃え、断熱ニーズに応じて選択できる。不燃材料認定も取得。
パラマウント硝子工業
03-4582-5370
https://www.pgm.co.jp/
吊って移動&連棟・連結できる基礎工事不要の木造ユニットハウス
レブユニット
構成部材をキット化・パネル化・ユニット化した移動式住宅。和風テイストの「ログBOX」と、洋風テイストの「デミックモンガー」の2タイプを用意。本格木造なので耐震性も高く、事務所や店舗、仮設住宅など幅広い用途で活用できる。
ビスダックジャパン
072-361-8880
https://www.visdac.co.jp
植物由来の結合剤にこだわった世界最高水準の高性能グラスウール断熱材
イゾベール・コンフォート
防湿層なしの高性能グラスウール断熱材「イゾベール・コンフォート」の新商品は、105㎜厚で熱伝導率0.032[W/(m・K)]という世界最高水準の性能。さらに植物由来の結合剤を使用しており、ノンホルムアルデヒドで安全・安心にかつ長期間使用できる。
マグ・イゾベール
0120-941-390
https://www.isover.co.jp/
レンジフードに取り付けるだけ 手軽で低コストな簡易気密測定器
レンジフードでできる気密測定器シーチア
ものつくり大学松岡大介教授発案の気密測定器。約7㎏とコンパクトで、レンジフードに設置し専用アプリを使って10~20分程度で測定できる。価格は従来の気密測定器の約半分。全棟気密測定やリフォーム・リノベでの気密測定に最適。
マツナガ
03-3925-0065
https://c-chia.com/
年間給湯効率148.1%と業界最高の省エネ性能を発揮するハイブリッド給湯・暖房システム
ECO ONE 160Lタイプ
ECO ONE 160Lタイプは4月のモデルチェンジで給湯効率が更に向上し、ZEH達成に大きく貢献。ファインバブル発生装置搭載機種もラインアップし、暮らしに新しい価値を提供する。給湯省エネ2024事業の15万円補助対象製品。
リンナイ
052-361-8211
https://rinnai.jp/ecoone/
フラットでシンプルなデザインのフラット屋根カーポート
「エフルージュ FIRST」シリーズ
トレンドのフラット基調やブラック基調の住宅外壁に合わせやすい、フラットでシンプルなデザインのカーポート。屋根部の中桟本数を60%以上削減し、明るさと開放感を向上させた。部品取り付けのシーリングレス化により、省施工を実現。
YKK AP
0120-72-4134
https://www.ykkap.co.jp/
“樹脂障子+アルミ樹脂複合枠”のハイブリッド構造の戸建住宅用リフォーム商品
「マドリモ 断熱窓 戸建用」樹脂窓 引違い窓 ハイブリッド専用枠
障子が樹脂、枠がアルミ樹脂複合構造のリフォーム専用に開発した住宅用窓リフォーム商品。施工性が向上し、枠をスリム化したことで壁厚の薄い既存住宅への取り付けも可能。外壁を壊すことなく約半日で最新の窓にリフォームできる。
YKK AP
0120-72-4134
https://www.ykkap.co.jp/