米証券取引委もボーイング調査 投資家への事故説明巡り

ボーイングの737MAX=2022年7月、英ファンボロー(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は9日、今年1月に起きた米アラスカ航空が運航する米航空機大手ボーイングの小型機「737―9」(MAXシリーズ)の事故を巡り、米証券取引委員会が事故前後の安全対策に関する投資家への説明に問題がなかったかどうか調査していると報じた。関係者の話として伝えた。

 ボーイングや同社幹部の説明が、規制当局の規則に違反して投資家を欺く行為につながっていないかどうか、事故前後の発言などを調べている。虚偽や誤解を招く説明があった場合は、制裁金を科される可能性があるという。

 米メディアによると、これまでに米司法省も事故の刑事責任を巡って捜査に乗り出している。

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