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長崎県佐世保市内で開かれた「親子いこいの広場もくもく」(数山有里代表)の子ども食堂に、日本競輪選手会長崎支部の選手らが訪れ、子どもたちと一緒にご飯を食べるなどして交流を楽しんだ。
子ども食堂の活動に賛同した同支部の選手が訪問を提案し、佐世保競輪事業所が協力して実施。阪本正和選手(53)と江口晃正選手(49)、南部亮太選手(39)の3人が訪れた。
多様な人の居場所になっている活気あふれる会場で、選手たちは子どもらと会話しながらこの日のメニューのカレーを食べ交流。固定された自転車をこぐことで競輪場を走っている体験ができるゲームも子どもたちと一緒に楽しみ、競輪の魅力も伝えた。
阪本選手は「思った以上に明るい雰囲気で自分も楽しめた。各地で開かれる子ども食堂にも訪問して、子どもたちが楽しめる場の提供に協力したい」と話した。市立祇園小5年の野方咲希さん(10)は「競輪選手のレース用自転車にはブレーキがないと聞いてびっくりした。今度競輪を見に行きたい」と笑顔で話した。