那須川天心の次戦は武居由樹に敗れたモロニーが有力 ボブ・アラム氏が指名

那須川天心

ボクシングのWBA世界バンタム級7位でWBOアジア・パシフィック同級1位の那須川天心(25=帝拳)が次戦に元WBO同級王者ジェイソン・モロニー(33=オーストラリア)と対戦する可能性が出てきた。

キックボクシングで42戦無敗と活躍した那須川は昨年4月にプロボクシングに転向。ここまで3戦3勝で世界ランキング入りを果たした。海外メディア「FOXスポーツ・オーストラリア」は「伝説的なトップランク社のボス(ボブ・アラム氏)は、王座を失ったモロニーと無敗の那須川を対戦させる計画を明らかにした」と報じた。

モロニーは6日に東京ドームで元K―1王者の武居由樹(27=大橋)と激突し判定で敗戦。同メディアによると、アラム氏は「ジェイソンは日本でもっと早く(勝負に)いかなければならなかった」と試合を振り返った上で「ジェイソンは日本で非常にいい印象を残したので数か月以内に彼を(日本に)連れ戻すことを考えている」と那須川との対戦プランを示唆し「それは本当に興味深い戦いになるだろう」と語ったという。

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