兵庫出身の22歳・高田花恋の憧れは小祝さくら「ふわふわしているのに強い」

高田花恋は1アンダー・5位タイで初日を終えた(撮影:福田文平)

<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第3戦 マイナビカップ 初日◇9日◇森永高滝カントリー倶楽部(千葉県)◇6230ヤード・パー72>

マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー初出場の22歳・高田花恋は初日を1アンダー・5位タイで終えた。兵庫出身で、高校卒業後は大阪学院大学へ進学。2022年には「関西学生女子連盟杯」で優勝を経験した。現在は地元の北六甲カントリー倶楽部でキャディをしながら毎日練習に励んでいる。

同ツアーの存在は周りのゴルフファーが投稿しているインスタグラムを見て知ったという。同級生も多く出ていることから興味を持ちエントリーを決意した。「ひさしぶりの試合で緊張したけど、アンダーで回れたのできょうは80点くらい」と振り返った。また、コースが狭くティショットでプレッシャーを感じるホールも多かったが、ドローボールを生かしながら刻んだことも好発進につながった。

出だしはバーディ発進をしたが、前半6番でまさかのOB。ボギーで収められたことで流れが良くなった。また、この日はアイアンショットが冴え、後半はノーボギー。パターも最近買ったミラーの練習器具のおかげでよくなったと話した。

憧れのプロゴルファーは小祝さくら。「ふわふわしているのに強い」と国内女子ツアー通算10勝を誇る強さと淡々とゴルフをする姿に憧れ、自身もラウンド中は感情を表に出さないようにしているという。最終日の目標は「69です。バーディをもっと獲れるようにがんばります」と意気込んだ。そんな高田は午前9時52分にティオフしている。(文・小池文子)

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