ハリウッド俳優アンセル・エルゴートが『ダーツの旅』で青森県へ!リンゴのおいしさに感激、お土産を爆買い

ハリウッド俳優のアンセル・エルゴートが5月8日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!2時間スペシャル』にVTR出演。番組恒例の『ダーツの旅』で青森県板柳町を訪れた。

映画『ベイビー・ドライバー』ではゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされ、スティーブン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』でも主演に抜擢(ばってき)された実力はハリウッド俳優のアンセル。日本を舞台にした作品に出演したのがきっかけで日本語を学んだという親日家で、その日本語も日常会話なら問題なくこなせるほど。実は共演した俳優の伊藤英明が出演した『ダーツの旅』も観ていたという。ロケ日3月20日で、青森県にはまだ雪がちらついていた。気温も0.2℃とかなり寒いのだがアンセルの服装はかはなりの軽装。「ちょっと寒いですね」と言いつつ「ヒートテック着てるから大丈夫!日本の技術ですね。世界一!」と、ここでも親日家ぶりをアピールしていた。

「板柳町へいったやなぎま~す(行ってきます)」というアンセルのダジャレで『ダーツの旅』スタート!リンゴ畑から住宅街に入ったところで最初の町人であるおばあちゃんを発見。“りんごつみ”(リンゴの出荷作業)を終え、実家にお彼岸の墓参りに行くところだったという。“りんごつみ”や“お彼岸”など、次々と知らない日本語が出てきて困惑するアンセルに丁寧に説明してくれたこのおばあちゃんは「リンゴあげようか?」とカバンの中から1玉のリンゴを取り出してアンセルにプレゼント。

「WOW!すごいですね!宝物ですね!ここのリンゴですよね?」と思わぬプレゼントに感動しつつアンセルはもらったリンゴをガブリ。「WOW!ホントにおいしいです!」と一口では止まらず、何度もリンゴにかじりついていた。さらにこのおばあちゃんは地元産の“のしいか”もプレゼント。人生で初めてというみそ味の“のしいか”を食べてアンセルは「うーん、おいしいです」と、なん口も食べていた。最後に持参したカメラでおばあちゃんと記念撮影。「いつ死んでもいいわこれで!」とおばあちゃんもハリウッド俳優との突然の出会いを喜んでいた。

リンゴとのしいかを食べながら40分間車を回し、次なる町人を発見。お地蔵様にお彼岸のお団子をあげてきたという83歳のおばあちゃん。アンセルは「私の父も83歳だけどあまり歩けない」と明かし、自転車で移動するおばあちゃんに「何かアドバイスはありますか?」と健康の秘訣(ひけつ)を尋ねた。おばあちゃんは「なんでも食べる。りんごだの。」と笑いながらアドバイス。

アンセルは「An apple a day keeps the doctor away」(1日1個のリンゴで医者いらず)という英語のことわざのことを話すと、おばあちゃんも「リンゴにはペクチンっていうのが入ってるから」「動脈硬化予防。病気かからない。」「美肌効果。肌ツヤツヤ」などとリンゴの効能について教えてくれた。アンセルが覚えたての「動脈硬化予防」という日本語を口にすると、おばあちゃんも大笑いしながら喜んでいた。

毎日4時間、多い時には8時間勉強して日本語を流ちょうに話せるようになったアンセル。意図的に日本語を使うようにしていたそうで、俳優の渡辺謙の家に泊まりに行った時も、渡辺は英語でアンセムに話しかけ、アンセルは日本語でかえすようにしていたという。日本語習得に付き合ってくれた渡辺についてアンセルは「すごくいい人!謙さんは」と感謝を口にしていた。

続いてアンセルはお店の駐車場で父と子の2人組と出会う。アメリカ人を生で見るのが初めてだという6歳の男の子はアンセルに「A、B、C、D…」とABCの歌を口ずさむ。するとアンセルもこれに続いて「ABCDEFG~、HIJK、LMNOP~」と高らかに歌い上げた。その様子に男の子は大ウケだったが、おそらく彼はアンセルがハリウッドのミュージカル映画主演俳優ということを知らなかったのだろう。

さらにアンセルは空き地でドッジボールをしていた子供たちに混じり、一緒にドッジボールで遊ぶことに。ひとしきり遊んだ後、これが『ダーツの旅』であることを明かすと子供たちは大盛り上がり。「今テレビに出てるから、何か世界に、日本に言いたいことは?」とアンセルが問いかけると、子供たちは「僕の将来の夢は自衛隊です!」「僕の将来の夢は陸上選手になることです!」と口々に夢を語る。陸上選手を夢見る男の子には短距離走対決を挑むもアンセルの惨敗。するとアンセルは「OK!第2の速さの人…?」と2番目に足の早い子にも勝負を挑むという負けず嫌いな一面も。

最後はこの子供たちに教わった“ふるさとセンター工芸館”へ行き、子供たちおススメのリンゴジュースを飲むことに。炭酸入りのリンゴジュースを飲んだアンセルは「アメリカにいっぱい持って帰りたいね!」とお気に召した様子で、自分用に、そして伊藤英明や渡辺謙、さらにドラマで共演中の俳優・菊地凛子などへのお土産として、このリンゴジュースを爆買いしていた。

さらにアンセルは「笑ってコラえてのクルーに買ってあげたい」とリンゴジュースやリンゴ柄のエコバッグなどをすべて自腹で購入し、本当にスタッフみんなにプレゼント。大喜びのスタッフと共にリンゴジュースで乾杯してロケを締めくくったアンセルは「涙が出てくるほど(リンゴジュースが)おいしい!…それか、炭酸のせい!」と笑いを誘っていた。

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