副議長職の辞職願を提出 豪市長の娘にセクハラ疑いの不適切行為 美濃加茂市議会の副議長

美濃加茂市役所

  美濃加茂市議会の永田徳男副議長が、姉妹都市の市長の娘にセクハラを疑われる不適切な行為をした問題で、永田副議長は10日、副議長職の辞職願を提出しました。

  この問題は5月3日、オーストラリアにある姉妹都市、ダボ市のマシュー・ディカーソン市長らを招いた歓迎会の2次会で、永田副議長が市長の娘の下腹部にマイクを近づけ、セクハラを疑われる不適切な行為をしたものです。

  永田副議長は10日午前9時すぎに市議会事務局を訪れ、久保田芳典事務局長に辞職願を提出しました。

  その後、永田副議長は、報道陣の取材に応じ、副議長職は辞職するものの、議員活動は続けるとした上で、「市民の皆さまにはご迷惑をおかけした。お酒の席とはいいながら、残念な行為になってしまった」と謝罪しました。

  辞職願は10日付けで、今後、議長の許可を経て副議長職の辞職が正式に決定するということです。

  後任の副議長については、市議会の臨時会か6月に開かれる定例会で選出される見通しです。

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