仁川L田中陽子が“15年来の仲”浦和L柴田華絵とのマッチアップに意欲! アジアの頂点を懸けた戦いで楽しみなのは?

三菱重工浦和レッズレディースは5月10日、クラブの公式Xを更新。同日に浦和駒場スタジアムにて行なわれる、女子ACLのプレ大会、AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCCIT)の決勝の前日会見を公開した。

【動画】田中陽子&柴田華絵が互いについて語る
浦和Lと激突する仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国)には、2012年のU-20女子ワールドカップで活躍したMF田中陽子が在籍。浦和Lの主将であるMF柴田華絵とは、同大会で共闘した仲だ。

そんな2人が、互いへの思いを明かした。田中は、こう語る。

「はなとは、15歳ぐらいの時から一緒にプレーしていて。まさかこうやってアジア・チャンピオンシップの決勝で一緒にプレーできて、期待もありますし心から嬉しいです。はなは昔から、すばしっこくて体力もあって、相手にいたら厄介な選手。捕まえるのは難しいですけど、上手い選手なので明日は一緒にプレーできたら、お互いに駆け引きしながら楽しみたいと思います」

柴田も、田中を称えて対戦を心待ちにした。

「陽子は技術がすごく優れていて、特にキックが両足で蹴れて、アンダー20では両足で得点を決めるくらい上手な選手です。久しぶりに会ったのですけど、久しぶりに会った感じがしないぐらい、若い頃から一緒にやっていたので、明日はとても楽しみです。試合中のお互いの駆け引きをぜひ見ていただきたいですし、ポジション的にも多分マッチアップする場面が多くあると思いますので、楽しみです」

田中を擁する仁川Lを下し、浦和Lはアジアの頂点に輝けるか。注目の一戦は、18時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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