トレック、約11kgの超軽量カーボン製ロードバイクe-bike。スペックも価格も最高峰クラス

by e-bike部

トレック「Domane+ SLR 9」

トレック・ジャパンは、ロードバイクタイプe-bike「Domane+ SLR 9(ドマーネプラス エスエルアール9)」「Domane+ SLR 7(ドマーネプラス エスエルアール7)」を発売した。価格は順に1,800,000円、1,500,000円。6月に入荷予定。

「e-bike大賞 2022」読者投稿で大賞を受賞した「Domane+ AL 5」はアルミフレームだったが、新モデルはどちらもカーボンフレームでスペックも大幅に進化したハイエンドモデル。

Domane+ SLR 9はロードバイクタイプe-bikeで、800シリーズOCLVカーボンや重量を削ぎ落とすスマートなデザインで、車体重量11.8kgという軽さを実現している。

日本では最軽量だろうe-bike。その車体重量は11.8kg

その軽量さに貢献するのが、航空宇宙や医療、インフラなどさまざまなな産業分野で電気部品を専門に扱うドイツのTQ社のドライブユニット。最大トルクは50Nm。コンパクトかつ軽量でモーター音が非常に静かなのが特徴だという。

TQ製ドライブユニット

バッテリー容量は360Whでダウンチューブに内蔵される。1充電当たりの走行距離はEcoモードで約96kmで、ボトルケージに160Whのレンジエクステンダーを装着することができるという。コンポーネンツはシマノのワイヤレス「Ultegra Di2 R8100」を搭載。

バッテリーはダウンチューブに内蔵
充電イメージ。レンジエクステンダーも用意される
アシストモード切り替えスイッチはブラケットに搭載
トップチューブに一体式スマートLEDディスプレイを搭載
シマノ最上位のDura-Ace 2x12速Di2 ワイヤレス電動ドライブトレイン
油圧式ディスクブレーキ

日本市場ではおそらく初採用のドライブユニットと思われるので、試乗車を借りられる機会があればあらためて詳細をお届けしたい。

© 株式会社インプレス