記録的な不漁で4月20日から休漁を余儀なくされていた富山県射水市のシロエビ漁。10日から漁が再開されましたが期待通りの水揚げとはなりませんでした。
10日朝、20日間の休漁を経て、久しぶりの漁を終えたシロエビ漁船が新湊漁港に帰ってきました。
多くの関係者が見守る中、3隻の船から下ろされたシロエビは全部でかご5つと、少し。
10日の水揚げ量はおよそ180キロにとどまりました。去年の漁解禁日の水揚げがおよそ2000キロ。今シーズン初日の420キロと比べても半分以下です。
漁師:「20日間も休んでたんで、もう少しいてくれればよかったですね」
漁師:「前と変わってないけど、きょうだけじゃ分からないですね」
漁師:「本音を言えばどうしようって感じですけど、自然相手ですんで、いいときもあれば悪い時もあるって分かってやってますけど、それを差し引いても、残念です、がっかりです」
シロエビ漁は11日も行われる予定ですが、水揚げ量によっては再び休漁する可能性があるということです。