女優チャオ・ルースーがパリ五輪の聖火ランナーに、唯一の中国人

2024年パリ五輪の聖火リレーのランナーに、中国から女優のチャオ・ルースーが選ばれた。

2024年パリ五輪の聖火リレーのランナーに、中国から女優のチャオ・ルースー(趙露思)が選ばれた。

7月26日に開幕するパリ五輪。5月8日(現地時間)に聖火はいよいよ開催国のフランスに到着。南フランスのマルセイユを出発点として、開会式まで約1万人のランナーがフランスの象徴的な名所などを巡りながらトーチを運ぶ。

9日、パリ五輪の公式サイトが発表した聖火ランナーの中に、中国の女優チャオ・ルースーが登場したことが、中国のSNS・微博(ウェイボー)で大きな話題となった。公式サイトによると、チャオ・ルースーが走るのはピレネー山脈に隣接するフランス南西部のジェール県で、5月18~19日に現地で行われる聖火リレーに登場。予定されているランナー10人のうち、中国人はチャオ・ルースーただ1人で、残る9人はすべてフランス人となっている。

チャオ・ルースーはデビュー以前の10年前、オリンピック中国少年イメージ大使の1人に選ばれ、地域活動に参加していた。それから10年を経て、今度は中国代表として聖火リレーのランナーに選ばれた快挙に、ファンからは「誇らしい」と祝福の声が上がっている。(Mathilda)

© 株式会社 Record China