クオリティア、コムネットシステムが「Active!zone SS」を導入

クオリティアは5月9日、コムネットシステムによる標的型メール攻撃対策サービス「Active!zone SS」の導入事例を発表した。

コムネットシステムは、「私たちはICTを通じお客様の事業拡大と利益の最大化に貢献します」を企業理念に掲げ、安心・安全・快適なICTネットワーク&セキュリティーを数多くの企業に提供している。2015年からActive!gate SSを導入し、誤送信防止と送信メールのセキュリティー対策を継続してきた同社は、Microsoft 365への標的型メール攻撃に対する防御を強化するためにActive!zone SSを導入し、添付ファイル分離や国旗表示機能の活用を実践している。

コムネットシステムは、Active!zone SSについて「標的型メール攻撃対策の多層防御を実現」「添付ファイル分離で暗号化ファイルも安全」「BEC(ビジネスメール詐欺)対策に国旗表示機能を活用」「直観的でわかりやすい設定画面」「防弾ガラスのような安全性を実感」といった点を評価している。

Active!zone SSは、Microsoft 365やGoogle Workspaceと連携する最新のクラウド型標的型メール攻撃対策サービス。オンプレミスで実績のある標的型メール攻撃対策製品「Active!zone」の豊富な機能をクラウドに移植、導入しやすく、すぐに始められるサービスを実現した。添付ファイル分離とサンドボックスとの組み合わせでパスワード付きZipファイルに潜むマルウェアまで検知・ブロック可能なことが最大の特徴で、Emotet対策にその効果を発揮する。

「添付ファイル内のマクロ除去」や「添付ファイルの画像化」「添付ファイルの分離/ダウンロード」「送信元の国名表示」「HTMLメールのテキスト化」「受信メールのduplicate(複製)」の六つの機能をもち、とくに「送信元の国名表示」はどの国を経由して届いたメールなのかを国旗を使ってわかりやすく表示し、ITリテラシーがあまり高くないユーザーにも気づきを与えることを可能にする。1メールアドレスあたり月額税別200円から提供している。

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