【新華社重慶5月10日】中国重慶市で「低空経済（低高度飛行活動などによってもたらされる総合的な経済）」の発展が進んでいる。労働節（メーデー）連休（1～5日）には、ヘリコプターでの「空中結婚式」や没入型の飛行機操縦体験、短距離輸送航路での「空飛ぶタクシー」など一連の活動が催され、人々が目新しい体験で休日を過ごした。
同市は4月30日～5月5日に「第1回低空飛行消費ウイーク」を開催。省級では全国初となる低空飛行消費をテーマとしたイベントとなった。低空飛行機の地上展示、飛行パフォーマンス、各種利用シーンを想定したデモンストレーション飛行などが行われ、低空消費の新たな業態やさまざまな利用シーンが披露された。
市関連部署の統計によると、同ウイークの開催期間中、重点飛行活動区域は延べ51万人近くの来場者を集め、計2220回、1108時間の飛行が行われ、低空飛行消費額は225万7800元（1元＝約21円）だった。また市内で調印された低空経済投資に関わる基本合意書は17件で、投資額は20億元に上った。（記者/楊仕彦）
