富山市へ郵便で匿名現金200万円 「能登地震災害費用に」

 富山市は9日、市長宛てに差出人不明で現金200万円が送られてきたと発表した。同封の手紙に「能登半島地震の災害費用に使って下さい」と書かれており、市は寄付金として受け取ることにした。

 市によると、3月19日に藤井裕久市長宛てで市役所に郵送で届いた。差出人は不明で、封筒の住所欄には「富山市光陽校区」と記載されていた。

 市は使途が明記されていることから寄付金と判断。「温かいお心遣いに感謝の意を表します」とした。防災関連事業に活用する方針という。

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