千年エリア 住民待望の「郵便局」 5月15日、開設へ 川崎市高津区

市民プラザ通り沿いの同局

区内千年に5月15日(水)、「千年神社前郵便局」が新設される。同エリアでは2021年に「川崎千年郵便局」が閉鎖されており、丸3年ぶりとなる郵便局に、住民らも期待を寄せている。

開設に向けて準備が進む「千年神社前郵便局」(高津区千年664の1)は、文字通り千年神社のはす向かいに位置しており、千年交差点のすぐ近く。郵便物の受付窓口と貯金・保険窓口(いずれも平日のみ)、「ゆうちょATM」(現金自動預払機)が利用可能となる(ATMは日曜・祝日は取扱いなし)。

3年の「空洞化」経て

区内千年エリアでは、今から3年前の春、同局から数百メートル離れた場所にあった「川崎千年郵便局」が閉鎖となっており、それ以来いわゆる「空洞化」の状態に(本紙2021年5月14日号・既報)。界隈の住民は「川崎子母口郵便局」や「川崎野川郵便局」、さらには「ビーンズ武蔵中原郵便局」などにまで足を運ばねばならず、近場への早期開局を望む声が多く挙がっていた。

長く待ち侘びていた、待望ともいえる新郵便局の開設となるだけに、住民らは利便性向上などに期待を寄せている。郵便局関係者も「各種郵便業務はもちろん、NISA口座やがん保険に関する相談などについてもぜひ気軽に立ち寄ってもらえれば」と話している。

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