サウジスマッシュ2024<5月1~11日/サウジアラビア ジッダ>9日、女子シングルス準々決勝で張本美和(15=木下グループ/世界ランク8位)が陳夢(30=中国/同4位)に敗れた。
東京五輪のシングルス・団体金メダリストの陳夢に対し、世界卓球決勝の最終第5試合を含め、2度の挑戦をはね返されている張本。年齢差2倍の女王に、三度目の正直を狙った。
だが陳夢に厳しいサーブで出足を止められ、ストレート攻撃でミドルをえぐられる。第1ゲームは6-11で奪われ、2ゲーム目は張本が6-3とリードするが、4連続失点ですぐさま逆転され、9-11で落とす。
第3ゲームも4-11と圧倒され、4ゲーム目は2-5からフォアハンドを振りきった張本が陳夢を押し込み、11-9で一矢報いるが、コースと緩急自在の陳夢に対し第5ゲームを8-11で失って敗れた。
これで男女シングルスでベスト4に残った日本選手は、早田ひな(23=日本生命/世界ランク5位)のみとなった。
<サウジスマッシュ2024 女子シングルス準々決勝>
張本美和 1-4 陳夢(中国)
6-11/9-11/4-11/11-9/8-11