髙石あかり×伊澤彩織「ベイビーわるきゅーれ」劇場版第3弾公開の前に地上波連ドラがスタート

テレ東では今秋に連続ドラマ「ベイビーわるきゅーれ」(日時未定)を放送することが分かった。殺し屋⼥⼦・杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)の、シェアハウスでののんびりまったりしたオフビートな⽇常と、海外でも評価される本格派アクションが描かれる“ヒットガール系アクションコメディー”の連ドラ版が、劇場版第3弾を前に地上波に登場する。

「ベイビーわるきゅーれ」は、2021年に完全オリジナル作品として制作され、劇場公開された話題作。23年には第2弾となる「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」が公開され、今年9月27日には、第3弾となる「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」も控えている。監督・脚本は、劇場版と同じく阪元裕吾氏が務める。

ドラマ化の決定に際し、髙石は「『ベイビーわるきゅーれ』『2ベイビー』『ナイスデイズ』、そしてドラマ化。こんなにうれしいことがあっていいのでしょうか。阪元監督や伊澤さんとよくこの作品の未来の話をします。もしも続編があったら、もしもドラマ化をしたら……そんな夢みたいな“もしも話”がすべてかなっているんです。信じられません」とコメント。続けて「『ベビわる』を、2人を、愛してくださる皆さまのおかげです。本当に感謝しています。そしてあらためて、そんな作品の⼀部になれたことを心から幸せに思います。全12話、ちさととまひろがどんな日常、非日常を体験するのか私も『ベビわる』ファンの1人としてすごく楽しみです!」と力強くアピールしている。

伊澤も「ついに、『ベビわる』がドラマとなって地上波に降り立ちます。ドラマから映画化するのはよく耳にしますが、映画からドラマ化の逆流は、割と前代未聞なのではないでしょうか」と驚きとともに充実した表情を見せ、今後の撮影に向けて「映画3作品を共に乗り越えた阪元監督と髙石さん、製作陣の皆さんと再び組めるのだと思うと、大変心強く、ドラマのクランクインが楽しみです」と期待を寄せる。そして「先⽇、阪元監督は『未来がいっぱい!』と笑っていました。『ベビわる』の未来を⼀緒に楽しみにしてもらえるとうれしいです。ドラマ全12話の中で、“ちさまひ”がこれからどんな物語に翻弄(ほんろう)されていくのか、乞うご期待!」と声を弾ませている。

阪元監督は「え、『ベイビーわるきゅーれ』がドラマ化!? 『ナイスデイズ』のポスターに『これで最期』って書いてたじゃないですか!? ぜんぜん最期じゃないじゃん!」と率直な驚きを表しながら、「『テレビでこれやるの?』というような内容のブラックコメディーとアクション、そして杉本ちさとと深川まひろの2人の人生を祝福するような作品になっています。髙石あかりさん、伊澤彩織さんのお二人、すべてのキャストの皆さんとスタッフの皆さんに僕の夢をかなえていただき、感謝しかありません。最高の作品になるのでぜひ見てください」と呼び掛けている。

「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」の公開に先⽴って放送開始予定の連ドラは、完全オリジナルストーリーが展開。果たして、ドラマは映画の前を描いているのか、後を描いているのか。それとも全く違う世界線なのか? 期待が高まる。

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