雇用の安定的な確保に向けて地元企業に賃金の引き上げの実現を図るよう求め、岩手県と盛岡市、岩手労働局は10日、経済団体に要請を行いました。
10日は達増知事と盛岡市の内舘茂市長、岩手労働局の粟村勝行局長が盛岡市清水町の県商工会議所連合会を訪れ、谷村邦久会長に要請書を手渡しました。要請では国と県の支援制度を活用しながら燃料費や物価の高騰に対応した賃金の引き上げを通じて従業員が安心して働ける環境づくりを求めています。谷村会長は「雇用の安定的な確保だけでなく地域経済の活性化などにもつながる」と応じ、行政側にも支援を拡充するよう要望しました。