静岡県松崎町は5月10日、事務処理の不適正と勤務態度不良のため、係長の男性職員を減給10分の1、3か月間の懲戒処分にしたと発表しました。
減給の懲戒処分を受けたのは、松崎町の係長の男性職員(45)です。
松崎町によりますと、男性職員は、2023年10月に提出された温泉譲渡申請や、町が発注した送配水管改良工事などに伴う事務処理を怠り、関係者に多大な迷惑をかけたということです。
上長から事務処理の遅れを指摘されると、男性職員は勤務時間中に職場を離れ、トイレに隠れることがあり、公務に支障をきたしていました。上長の指摘は、パワハラと考えられるレベルではなかったということです。
町によりますと、男性は処理しきれない仕事量を抱え、プレッシャーを感じていたかもしれないということです。
町は再発防止策として、計画的に仕事を進めるための研修を行い、コミュニケーション不足の解消や、仕事のスケジュールの情報共有などに努めるということです。