5月10日、徳島市の渋野小学校で、自転車の交通ルールやシートベルトの大切さを学ぶ交通安全教室が開かれました。
交通安全教室は、地元の警察署やJAF、それに地域のボランティアなどが開き、教室には1年生から6年生の児童258人が参加しました。
(警察官)
「踏切は降りて、押して渡ります。渡る前に左右を確認してください」
児童らは、信号や標識が設置されたコースを自転車で走り、警察官などから「自転車でも一時停止は止まる」「乗る前は後ろを確認する」など、自転車の交通ルールについて指導を受けました。
また、時速5kmで走行中に衝突事故にあうとどうなるかを体感できるシミュレーターを使って、シートベルトの大切さも学びました。
(体験した児童)
「威力抜群みたいな感じで、時速5kmなのにこんなに衝撃が来るんだと思いました」
「シートベルトしていないと、危ないと思いました」
2023年、徳島県内でシートベルトを着けずに交通事故で亡くなった人は6人おり、このうち4人は着用していれば助かった可能性があるということです。