ゴリラの飼育環境を改善し、動物福祉の向上などを図ろうと、千葉市動物公園はこのほどクラウドファンディングを立ち上げることにしました。
千葉市動物公園では現在、オスの「モンタ」とメスの「ローラ」の合わせて２頭のゴリラを飼育しています。
今回、立ち上げるクラウドファンディングは、ゴリラの展示場に野生のゴリラが食べる植物を植樹し、野生の生息環境に近づけることで飼育の改善や動物の福祉向上を図るもので、目標額は１０５０万円としています。
また、金額が最大で１９００万円まで伸びた場合は、学術的な研究で使うモニタリングカメラやミスト発生装置の設置などに充てるということです。
ゴリラは国内で２０頭が飼育されていて、野生のゴリラは絶滅危惧種に指定されています。
千葉市の神谷市長は定例会見で次の様に呼びかけました。
千葉市 神谷俊一 市長
「クラウドファンディングの支援については５月１３日、月曜日の９時から開始します。是非とも多くの皆様からの賛同と支援をお願いします」
