家庭の電化も進み、火を使う機会が減り、火の扱いや危険性について知らずに育つ子どもが増えていることから、松江市内の小学校で火の授業「火育」が行れました。
生活の中で、火に触れる機会が少なくなっている今の時代。
島根県LPガス協会では、火を危険と、遠ざけるだけでなく、安全に使う知識や経験を通して、その持つ力を知ってもらおうと、火の授業、「火育」出張授業を実施しています。
松江市立古江小学校で行われた9日の授業では、まず、クイズやガスの匂いを嗅ぐなど、火やガスに関する知識を学んだあと、子どもたちは、マッチを擦る体験に挑みました。
理科の実験などでマッチを使ったことはあったようですが、中には、苦戦する子どもも。
さらに、火おこしにも挑戦。小さな火種が出来ると、大きな歓声をあげて喜んでいました。
参加した児童「火がすぐついて、楽しかった」参加した児童「火を使った危険な遊びはもう何もしない」
島根県LPガス協会 青年部 秋鹿修 会長「子どもたちに火の便利さ・大切さ、また、使い方を間違えると危険ということも知らせることが私たちの役割」
島根県LPガス協会では、今後も火育授業などを通じて、火に触れる機会を作り、子どもたちの好奇心を育てていきたいとしています。