地域防災力向上へ 山武地域と東金JCが連携

地域防災力向上へ 山武地域と東金JCが連携

 災害が発生した時の地域の住民への支援体制を強化しようと、千葉県大網白里市や東金市、それに横芝光町などの山武地域の6つの市と町は5月10日、地元の青年会議所と連携協定を締結しました。

 東金市内では10日、協定の締結式が行われ、山武地域の市長や町長、副市長と東金青年会議所の理事長らが出席しました。

 今回の協定は、災害発生時の地域の早期復旧などに向け、6市町と東金青年会議所が連携、協力するもので、具体的には、全国に広がっている青年会議所のネットワークを東金青年会議所を通じて活用することで、人的、物的支援をスムーズに行うことなどを想定しています。

 6市町で構成する山武郡市市町会の佐藤晴彦会長は、「災害時の厳しい状況下で青年会議所という若いチームに協力いただけることは、非常に頼もしい」と謝意を示しました。

 一方、東金青年会議所の内山直記理事長は、「地域の防災に貢献できると確信している」と力強く述べていました。

山武郡市市町会 佐藤晴彦 会長
「地域の防災をステップアップさせていくには、どれだけの備えができるかが一番大きな問題。いざそうなったとき(災害時)に大きな成果に繋がるものと考えている」

東金青年会議所 内山直記 理事長
「JCのネットワークは全国・世界にある。そのなかでの横の繋がりと地域の縦の繋がりを地域の防災に繋げていきたい」

© 千葉テレビ放送株式会社