お笑いコンビ「ナインティナイン」(岡村隆史、矢部浩之)が9日深夜放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」に出演。若手時代に所属していたユニット「吉本印天然素材」を脱退したきっかけについて語った。
吉本印天然素材とはナイナイをはじめ、FUJIWARA、雨上がり決死隊らが所属し90年代に爆発的人気を誇った芸人ユニット。
この日のラジオでは、「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(関西テレビ)で、先日、天然素材の〝同窓会〟的企画が収録されたことを知った岡村が「呼ばれていない」と愚痴るトークが展開された。
確かにナイナイ以外のメンバーはほとんど参加しており、収録の話すら聞かされていなかった岡村はショックの様子。
矢部は途中で脱退(1994年)したことが影響したのでは?と推測し「俺はもう受け入れるわ。悲しいというか、この現実」とサバサバと語った。
それについて、岡村は「あれも抜けたって言うて、今の副社長の泉さんやで。『もうやめようか、無理やなあ』って」と、天然素材の立ち上げにかかわった泉正隆氏(現吉本興業ホールディングス副社長)の一言がきっかけだったと主張。
続けて「『無理やなあ、ナイナイ』って言うて、キャスターマイルド吸いながら。『ライター貸して』言うて、タバコに火つけて、キャスターマイルドくゆらせながら、『もう無理やな。稽古もでけへんしな。やめよか』って言わはって」と泉氏の言葉を再現した。
これに矢部は「でも、実際に忙しいなってきてて、他の仕事で。やめるという判断をしたんは自分らやから。答え出したんは俺らやから。だから、俺は受け入れる」と吐露した。
岡村は「『やめよか』って、けしかけたんは泉さんやん」と納得いかない様子だったが、「でも、天然素材を集めた泉さんっていう吉本の方が、『やめよか』って言わへんかったら、こっちから『すみません、やめさせてください』って言うたと思う? 言うたな。言うたか…。言うたかな。しんどかったもんな」と結局は矢部の意見に理解を示していた。