ブランド価値向上へ知事が恒例の田植え 岩手県オリジナルブランド米「金色の風」をPR 今年は生産量1350トン目指す

5月に入って岩手県内各地で田植えが進められています。奥州市では10日、知事自ら県のオリジナルブランド米の田植えをする恒例の行事が行われました。

最新式の自動田植え機を巧みに操るのは達増拓也知事です。10日は奥州市水沢の森岡誠さんの田んぼで、知事自ら県のオリジナルブランド米「金色(こんじき)の風」をPRするため田植えを行いました。今年で9回目を迎える恒例の行事で達増知事は生産者との意見交換後、早速田植え機に乗り込んで作業に取り組んでいました。応援に駆けつけた市内の常盤小学校の5年生の声援を受けて知事の作業にも熱が入りりました。

(達増知事)
「(自身の田植え機の操作は)80点くらいでしょうか。出発時とターン時のぎこちなさが減点されている。(金色の風)は年を重ねるごとにどんどん評判が高まっている。生産者の皆さんの技術が高まってきている。ブランド価値を高めてより買っていただき農家の収入も高くなるようにしたい」

県によりますと、今年の「金色の風」は去年並みとなる約1350トンの生産量を目指しているということです。集まった県や奥州市の関係者、生産者たちはイネが無事に育つよう願っていました。

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