レスリング仲里、奥村は五輪逃す パリ五輪世界最終予選

 レスリングのパリ五輪世界最終予選第2日は10日、イスタンブールで行われ、男子グレコローマンスタイル97キロ級の仲里優力(佐賀県スポーツ協会)、同130キロ級の奥村総太(自衛隊)はともに3位決定戦で敗れ、五輪出場を逃した。仲里はキルギス選手に屈し、奥村は敗者復活戦から勝ち上がったが、エストニア選手に完敗した。

 各階級上位3人に五輪出場枠が与えられ、初日に準決勝までを行い、2枠が決定。翌日に敗者復活戦と3位決定戦を実施し、3位決定戦の勝者同士で最後の1枠を争う。

 女子の日本勢は出場せず、大阪府出身で一昨年にオーストラリア国籍を取得した増田奈千が62キロ級に出場した。(共同)

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