キーウ, ウクライナ, 2024年5月10日 /PRNewswire/ -- ボクシングの世界ヘビー級チャンピオン、オレクサンドル・ウシク（Oleksandr Usyk）は、8日水曜日にもロシアの攻撃を続いて受けた母国のエネルギーシステムを再建する取り組みを支援しています。世界ヘビー級の統一チャンピオンを決める5月18日のタイソン・フューリー（Tyson Fury）戦を控えて、ウシクはウクライナのエネルギー民間企業DTEKと手を組み、ウクライナ民間電力システムの窮状に世界の目を引き付けます。
Ukrainian World Heavyweight Champion Oleksandr Usyk in training ahead of his title fight against Britain’s Tyson Fury in Riyadh, Saudi Arabia on May 18.
2022年の本格的な侵略開始以来、ウクライナのエネルギーシステムの50%が被害を受け、または破壊され、この春だけでも攻撃によりウクライナ火力発電能力の80%、水力発電能力の30%、そして全土の主要変電所数十カ所が損傷または破壊されました。ウクライナのエネルギー省によると、発電システムの損害は直近の攻撃を除いてすでに115億ドルに達しています。
リヤドにあるキングダムアリーナで、ウシクは最も激しい戦闘の前線からDTEKの仕事に復帰した退役軍人約30人にサポートされます。
ウシクとDTEKの「#FightForLight（光のための戦い）」パートナーシップは、ウクライナのエネルギー部門の危機的な状況を世界の同盟諸国に強調し、6カ月後の冬到来を前に交換用発電機や変圧器、タービンなど各部門のエネルギー企業に緊急技術支援を訴えることを目指しています。
DTEKのMaxim Timchenko最高経営責任者（CEO）は「DTEKは、破壊されたエネルギーインフラと復旧の必要性、新たな攻撃から守ることに世界の目を引くため、できる限りのことをしています。われわれはオレクサンドル・ウシクと彼のチームがこれらの熱意を共有し、ウクライナのエネルギー労働者の声を届ける助けになることを評価します。われわれには共通の目標と課題があります。ウクライナの国民と民間インフラを守り、あらゆる家族に光と熱をもたらすということです」と話しました。
エネルギー部門の復旧は決定的に、ウクライナ同盟諸国からの迅速な防空システムと弾薬の引き渡しにもかかっています。
#FightForLight （https://dtek.com/en/fight-for-light/ ）
▽編集者注意：8日水曜日の早朝、ロシアのミサイル攻撃でDTEKの発電所3カ所が被害を受け、3月と4月の4回の攻撃により、すでに緊急修復中だったエネルギーインフラにさらなる被害をもたらしました。（https://dtek.com/en/media-center/news/ ）
▽DTEK Groupについて
DTEKはウクライナ・エネルギー部門のリーダーかつ最大の民間投資企業で、5万5000人の従業員を抱えています。グループ各社は、石炭・天然ガス採掘、風力、太陽光、火力発電所の発電、内外市場のエネルギー資源取引、消費者に対する電力の分配と供給、顧客へのエネルギー効率化サービスの提供、急速充電ステーションネットワークの開発に関わっています。
Strategy 2030は、DTEK GroupがESG（環境・社会・ガバナンス）原則に導かれ、より効率的で環境に優しく技術的に進んだビジネスに転換することにコミットしています。目標は2040年までのカーボンニュートラル達成です。DTEK Groupは戦争中、ロシアによる敵対行為の影響を受けた地域の顧客1100万人への電力供給を復旧しました。
同社はSCM Limitedに完全保有され、最終受益者はRinat Akhmetov氏です。
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