広島ガス 販売量減少で減収減益 売上高は約906億円

広島ガスは昨年度の決算を発表しました。ガスの販売量が減ったことなどにより、「減収減益」です。

広島ガスの昨年度の売上高は約906億円で、3期ぶりの減収となりました。暖冬の影響でガスの販売量が減ったことなどが要因です。また、経常利益は33億7500万円で5期ぶりの減益。LNG=液化天然ガスの価格が変動したことなどが影響しました。

4月に就任した中川智彦社長は8年連続で契約件数が増えていることを挙げ、安定供給のうえでカーボンニュートラルの実現を目指したいと語りました。今年度は、家庭用のガス販売量の増加が見込まれるため売上高は増えるものの、原料費が上がることで利益は減ると予想しています。

《2024年5月10日放送》

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