地震後初の稼働 石川・七尾の火力発電所2号機が運転再開 残る1号機も夏までに…

能登半島地震の影響で運転を停止していた北陸電力の七尾大田火力発電所2号機が補修や試運転を終え、10日、運転を再開しました。

七尾大田火電は、元日の地震により、当時、運転中だった1号機、2号機ともに保護装置が作動して自動停止しました。

地震後、石炭をかきだす「払出機」の倒壊や、タービンなどに多数の被害が確認され、復旧作業が進められていました。

北陸電力によりますと、2号機については、補修が完了し、運転確認や試験を行ったうえで10日、運転を再開したということです。

2号機の出力は70万キロワットとなっています。

そして、現在も停止中の1号機については、引き続き、補修や定期検査を実施していて、需要が高まる夏までの運転再開を目指すということです。

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