今年も豪華につるバラ開花 宇都宮の根本さん方 芳醇な香り漂う

自宅を囲むバラの花を紹介する根本さん夫妻

 【宇都宮】鶴田町の根本教光(ねもとのりみつ)さん(80)方のつるバラが開花し、自宅の周りを彩り豊かに包んでいる。散歩のついでに訪れる人も多く、好みの花を切り分けて提供している。

 8年前、つるバラの苗を庭に植えたところ鮮やかに咲いたため、それ以来さまざまな品種の苗を購入。今では60種を超えるバラが自宅を囲み、春になると赤やピンク、黄や白といった色とりどりの花が咲き、アロマのような芳醇(ほうじゅん)な香りを楽しませている。

 開花は毎年5月中旬過ぎまでの1カ月ほどだが、剪定(せんてい)などで年中、夫妻で手入れをしており、妻の初恵(はつえ)さん(77)は「家に閉じこもらず庭に出るようになったので、健康的」と笑顔を見せる。根本さんも「毎日が楽しい。これからも手入れを続け、豪華に咲かせたい」と意気込む。初恵さんは、造花のバラも手作りしている。

 (問)根本さん方028.648.3703。

© 株式会社下野新聞社