第150回北信越高校野球新潟県大会(新潟県高野連、新潟日報社主催)は5月11日、長岡市悠久山球場で準決勝を行う。
第1試合の日本文理-開志学園は午前10時から。日本文理は優勝した2023年秋の県大会に続く決勝進出を、開志学園は初の決勝を目指す。
第2試合の関根学園-帝京長岡は午後0時半から。関根学園は2021年春以来、帝京長岡は準優勝した23年秋に続く決勝進出を狙う。
決勝は5月12日に長岡市悠久山球場で行う。優勝校が6月に富山県で行われる北信越大会に出場する。県高野連は、駐車場の混雑が予想されるため、公共交通機関の利用や、車に乗り合わせての来場を呼びかけている。
※新潟日報デジタルプラスでは、各試合でイニングごとの得点経過やメンバー、結果を速報します。準決勝2試合の速報ページはこちら。
* [いまだ無失点のチームも…決勝に行くのは?4強の出場選手「打撃成績」「投手成績」を紹介!](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/402727)
◆日本文理は2投手軸に攻守安定・開志学園は高打率並ぶ打線が充実
右の2枚看板が 安定する日本文理と、打線に切れ目のない開志学園が対戦する。
日本文理は丸山慶人、倉石健亮の継投を軸に勝ち上がった。投手戦の4回戦、準々決勝を制し、勢いに乗る。打率は4チームトップの3割6分1厘。3本塁打と長打力もある。1〜3番打者が18打点を挙げている。
開志学園も打線が好調だ。山田怜は打率5割3分3厘をマーク。山田の後を打つ山浦雄駿、江口悠希も高打率を残している。投手陣は5投手が投げた。4回戦で中越を完封した主戦亀山心太を中心に、文理打線に挑む。
◆逆転続く関根学園は長打に自信、無失点継続の手堅い帝京長岡
チャンスに畳みかける関根学園と、チーム防御率0.00の帝京長岡がぶつかる。
関根学園は4回戦、準々決勝を逆転で勝利。6番谷島優輝がこの2戦で5打点を挙げ、調子を上げている。谷島ら中軸には長打力のある打者がそろう。投手は実力が拮抗(きっこう)する4投手が投げた。総合力で勝負する。
帝京長岡は主戦茨木佑太ら4投手が投げ、失点は0。茨木は北越を完封した4回戦のみの登板で、準決勝以降に照準を合わせる。打線は渡邉侑耶、茨木がともに5打点で勝負強い。18盗塁は4チームトップで機動力も光る。
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