【DeNA】阪神ファンからも大「宮崎」コール 頭部に打球直撃で担架退場の宮崎敏郎にエール

打球が直撃した直後のDeNA宮崎

DeNA・宮崎敏郎内野手(35)が10日の阪神戦(横浜)で頭部に打球が直撃するアクシデントに見舞われた。

1―2の6回一死一、三塁の守備だった。「5番・三塁」で先発出場していた宮崎のもとへ、井上が放った強烈な打球がイレギュラーし、はね上がった打球が頭部に直撃した。打球が転々とする間に二塁走者が生還したが、宮崎はプレーが止まった直後から正座をしたような体勢のままピクリとも動けず…。左翼手の筒香などのナインが駆け寄っても宮崎はほぼ動かず、ベンチからは三浦監督も急行した。

さらに選手たちがブルーシートを持って周囲から目隠しするように覆い隠した上で、仰向けになった宮崎は担架に乗せられてそのまま途中交代となった。

あまりに物々しい光景に場内のファンも騒然となっていたが、心配されるのは宮崎の容体だ。DeNAファンだけでなく、阪神ファンからも大「宮崎」コールが送られ、ベテランにエールを送った。

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