2人以上世帯の消費支出が3年ぶりのマイナス 物価高受けた“買い控え”など影響 総務省

財布のひもが、固い状態が続いている。

総務省によると、2023年度の2人以上の世帯が、消費に使った金、消費支出は、月平均で29万4116円となり、前年度に比べて物価変動を除いた実質で3.2%の減少となった。

コロナ禍で急激に消費が落ち込んだ2020年度以来、3年ぶりのマイナス。

物価高を受けて、買い控えが起きていることなどが影響したという。

また、2024年3月の消費支出は31万8713円で、1年前の同じ月と比べて、実質で1.2%減少した。マイナスは、13カ月連続となる。

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