上場企業の決算ピーク 円安で約7割の上場企業が増益

東京証券取引所に上場する企業の決算が10日、ピークを迎えた。

SMBC日興証券が、TOPIX=東証株価指数を構成する3月期決算の企業のうち、9日までに決算を終えた487社(開示率34.3%)について集計したところ、最終利益が約7割に当たる325社で増益になったことがわかった。

トヨタ自動車やホンダが過去最高益になるなど、円安などを追い風に、製造業を中心に業績が押し上げられたことが要因。

また、最終利益の合計金額は、未発表の企業の見通しなどを含めると、47兆9370億円で、前年に比べて15%の増加となり、3年連続で過去最高を更新する見通し。

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