商務部のホームページのスクリーンショット。（資料写真、北京＝新華社配信）
【新華社北京5月10日】中国商務部の報道官は10日、米国がいわゆる「軍事」や「ロシア」への関わりを理由に中国の37社・団体を輸出規制対象の「エンティティーリスト」に追加したとの質問に答え、断固たる反対を表明し、米国に直ちにやめるよう求めた。
報道官は次のように述べた。米国は長い間、国家安全保障の概念を拡大解釈し、輸出規制措置を乱用して、他国企業を抑圧し、封じ込め、企業の合法的権益を著しく損ない、世界の産業チェーン・サプライチェーン（供給網）の安全と安定を破壊し、世界経済の回復と発展を妨げてきた。中国は米国に誤ったやり方を直ちにやめるよう促すとともに、必要な措置を講じ、中国企業の合法的権益を断固として守る。
