月食費2万円台でも続かなかった…おすすめしない節約法3つ

できる限り節約したいけど、何をすればいいか分からない!というかたは多いはず。成功体験も知りたいけど失敗談も知りたいというあなたへ。

夫、妻、大人並みに食べる4歳の娘、1歳の息子の4人家族で月食費2万円台をキープするライターの原こさんに、試してみたけど続かなかった、おすすめしない節約法を教えてもらいました。

「安い」という理由だけで商品を選ぶこと

一般的には白米よりもブレンド米(お米の銘柄を2つ以上混ぜて販売されているお米)のほうがお値打ちなことが多く、安いからという理由で購入したことがあります。

我が家は家族全員お米が好きで、銘柄には特にこだわりがなくいろんなものを購入するのですが、ブレンド米にしたときだけ家族全員から不評でした。ブレンド米をおいしく食べるためのコツなどをネットで検索し試してみましたがなかなかピンとこず、それ以降はブレンド米の購入をやめました。

ここでお伝えしたいのはブレンド米がダメだということではなく、家族に合わないものを安いからと言う理由で取り入れることです。

家族の誰か1人でも違和感を感じるものは、小さいながらもストレスになり積もっていくものです。我が家の場合はそれがお米であっただけで、調味料であったり冷凍野菜が該当するケースもあると思います。

安いときにとにかく買いだめをすること

普段より安く売られていると、安いときにたくさん買っておこうと買いだめをしたくなりませんか?

以前は、賞味期限が長いものを中心に安いときに買いだめをしていたのですが、キッチンの収納が容量オーバーになってしまい在庫管理がうまくできず、賞味期限が長いからこそ油断してしまい、収納の奥で忘れ去ってしまうということが多々発生しました。

「食材を捨てること=お金を捨てること」だと認識し、買いだめはほどほどに、本当に必要な分だけを買うように心がけました。収納が得意で、賞味期限までに使いきれるというかたは買いだめをしても問題ないので一概には言えませんが、私の場合は安いからと飛びつかないほうが、フードロスが減り、節約ができていると実感できます。

節約を意識しすぎること

真面目な人ほど節約に対する意識をほどほどにしてほしいと思っています。

以前、節約を意識しすぎて買いたいものが買えなかったり、周りの人が高価な商品をカゴに入れているのを見て、自分は何を我慢しているんだろうと惨めな気持ちになったことがあります。節約は悪いことではないのですが、意識しすぎて無理をしてしまうと続きませんし、どんどん苦しくなっていきます。

自分や家族のライフスタイルに合った、意識をしなくても無理なく継続できる節約方法が生活を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

■執筆/原こさん…夫、妻、大人並みによく食べる4歳の娘、1歳の息子の4人暮らしで、月の食費は2万円でやりくり。家事は好きだけど苦手、おいしいものが好き。目標は節約しながら心も身体も満たす毎日を。インスタグラムはkoma_ctrs。編集/サンキュ!編集部

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