ザ・ビートルズ、『レット・イット・ビー』の新たなMVがリリース

ザ・ビートルズの『レット・イット・ビー』の新たなミュージック・ビデオがリリースされた。1970年の最後のスタジオアルバム『レット・イット・ビー』収録の同曲の新たなMVが、約55年を経て10日(金)に解禁、ディズニープラスから配信中のドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ: Let It Be』からの映像や未公開のアウトテイクが使用されている。

同映画はピーター・ジャクソン監督によるドキュシリーズ『ザ・ビートルズ: Get Back』とは別の記録映像を使用、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスンによるリハーサルから始まり、スタジオ作業、そして1969年1月に行われたロンドンのアップル・コア社のルーフトップ・コンサートで締められている。当時同バンドはソングライターのビリー・プレストンを交え同アルバムを制作、同コンサートはグループとして最後のパフォーマンスとなっていた。

今回アップル・コア社はジャクソンのパーク・ロード・ポスト・プロダクションに依頼し、『ザ・ビートルズ: Get Back』と同じ技術を使ってオリジナル版『レット・イット・ビー』の16㎜ネガティブから細心の注意を払い修復したという。

監督のマイケル・リンゼイ=ホッグはバンド解散後の公開というタイミングが映画『レット・イット・ビー』の印象を非常に暗いものにしたと話す一方、ロンドンのサヴィル・ロウにあったアップル・コア社でリハーサル、最後のパフォーマンスとなったルーフトップ・コンサートをするメンバーらの喜びと幸せが入っているとした。

そんな同作の映像が入った『レット・イット・ビー』の新MVはhttps://TheBeatles.lnk.to/LetItBeMusicVideoPRから視聴可能となっている。

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