ロシア戦術核演習の目的は領土攻撃への対応策構築=メドベージェフ氏

[モスクワ 10日 ロイター] - ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長は10日、ロシアが計画している戦術核兵器配備の演習の目的は、西側諸国によってウクライナに提供された兵器によるロシア領土への攻撃を西側諸国が容認した場合の対応策を練ることだと述べた。

メッセージアプリ「テレグラム」で、ロシアはこうした攻撃への報復としてウクライナだけでなく他の地域も攻撃する可能性があると西側諸国に警告。「特定の状況下では、(こうした攻撃への)対応はウクライナだけに向けられるわけではない」とし、「通常の爆発物だけでなく、特殊な兵器も使われるだろう」とした。

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