「おでかけ?嘘でしょう…」外出前に切ない『ぴえん顔』を浮かべる猫さん 愛らしい姿が話題に

こんな表情見たらお出かけなんてできません!

お出かけする飼い主さんと、まだまだ遊びたかった猫ちゃんの様子がX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@piennekomint」さん。

当ポストには2024年4月26日時点で2700件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

「嘘でしょう……」と言いたげな表情が心をくすぐる

「おでかけ??みんとをおいて?うそでしょ? けだまぼーるあそびしないの??」

そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。

Xでたくさんの注目を浴びているのは、猫の女の子「ミント」ちゃんです。この日のミントちゃんは飼い主さんと「毛玉ボール遊び」をしたかったようですが、お出かけを察して寂しくなってしまった様子。

今にも泣き出してしまいそうな「切なげな表情」が視線を惹きます。こんな表情で見つめられたら、思わず外出をためらってしまいます……!

かわいい「ぴえん顔」が特徴的なミントちゃんは、SNSで大人気

【写真2枚目/全3枚】こんなにションボリされたら…離れられません。

話題となったミントちゃんは「しょんぼりとした表情」がチャームポイントの猫ちゃん。@piennekomintさんのXアカウントではミントちゃんの「ぴえん顔」が紹介されており、その姿は大勢を癒しているようです。

【写真3枚目/全3枚】見れば見るほど胸がキュンとするミントちゃんの表情

ミントちゃんの切ない表情はもちろんのこと、宝石のように輝く水色の瞳も心をくすぐりますね。

ミントちゃんの外出前のほほえましい光景は大勢の目に留まったようで、ポストは大反響となりました。

コメント欄には「これは……置いてはいけない(笑)」「お出掛けやめて毛玉ボール遊びします!」「帰ったらいっぱい遊んでもらおうね……!」といった声が続出し、賑わっています。

おでかけ??みんとをおいて?うそでしょ?
けだまぼーるあそびしないの??#猫 #cat #猫がいる幸せ #猫好きさんと繋がりたい #猫のいる暮らし #猫がいる生活 pic.twitter.com/5LwuHePthm

— ぴえん猫ミント (@piennekomint) April 18, 2024

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

つい「守ってあげたくなる」表情が印象的

さて、投稿のご紹介に戻ります。

投稿者さんに、ミントちゃんについて詳しいお話をうかがいました。

――出会いのエピソードを教えてください。

生後2日で育児放棄されてしまったところを保護団体さまが見つけて、保護してもらった子です。

――お名前の由来はありますか?

先住猫ちゃん達が植物に関係した名前で合わせたかったので、夏生まれで青い目の爽やかなイメージから名づけました。

――普段はどのような子ですか?

ミントの特徴はいつでもしょんぼり寂しそうにみえるお顔です。つい「守ってあげなくちゃ!」と庇護欲を掻き立てられます。

ですが実際にはやんちゃでイタズラ好きな活発な子で、そのギャップにも魅力を感じます。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @piennekomint
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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