北川景子 母の顔チラリ 第2子出産発表以来初の公の場 「大河と子育ての両立に不安」も子供に「誇れる表現を」

 橋田賞を受賞した北川景子(撮影・佐々木彰尚)

 女優の北川景子(37)が10日、都内で行われた「第32回 橋田賞」授賞式に出席した。同賞は、2021年に死去した脚本家・橋田壽賀子さん(享年95)が理事を務めた「橋田文化財団」が主催している。

 北川は昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」でお市と、娘・茶々の二役を演じ分けた演技力などを評価され、橋田賞を受賞。今年1月に第2子男児の出産を発表して以来初となる公の場に登場した。

 北川は「大河ドラマで長期にわたる撮影と子育て。両立できるだろうかと不安もありました」と撮影当時を回想。「自分にしかできない表現をやってみようと心に込めて毎日、撮影所に通っておりました」と、女優としての覚悟を明かした一方で「娘や息子が分かるようになったとき『これが自分のお母さんだ』と誇れるような表現をしたいと思っていました」と母親らしい一面ものぞかせ、目元を潤ませていた。

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