新鮮!安い!“直売所”巡り ドライブがてら魚介類や野菜をお得に買えちゃう

春のお出かけにぴったりな情報です。新鮮なものが安く買える直売所。物価高が続く中、家計の強い味方ですよね。休日にドライブを楽しみながら、お得に買い物ができる札幌市近郊の直売所を取材しましたよ~。

札幌市中心部から車で約40分、石狩市の「いしかり湾漁協朝市」。その日とれた新鮮な魚介類が人気です。

この日、大漁だったのはカレイ。この日は1キロ400円のものと3キロ1000円のものが並んでいました。

他にも、この日とれたカスベやヒラメも。朝とれた鮮度抜群の魚を求めて、大勢の人が訪れていましたよ。

シャコやタコが旬の時期ですが、2024年は漁が少ないんですって。かわりにこの日、水揚げが多かったのがワタリガニ。

「一番いいのは蒸す。この時期でないと卵が入っていない。この1か月が旬」と話すのは正和丸の秋雅士さん。

日によって並ぶ魚が違うのも楽しみのひとつです。

いしかり湾漁協朝市
住所:石狩市新港東4丁目800-2
営業:4月上旬~7月中旬
午前7時~正午ごろ
※荒天による休漁で休みの場合あり

石狩湾新港から車で10分ほど、石狩市の野菜直売所「とれのさと」には開店前から長い行列ができていました。

お目当てはアスパラガス。気温上昇とともに露地ものが取れ始め、新鮮なアスパラガスが徐々に入荷しているんですって。

店内に並ぶ野菜のほとんどは、その日届いた地元産の新鮮なものばかりで価格も魅力的。

ジャガイモが1袋120円。隣には800gで100円のものも。ニンジンは3本で108円。ゴボウが500g130円。

札幌市内のスーパーと比べると、直売所の安さが分かりますね!

JAさっぽろ地物市場 とれのさとの黒田高章さんによると、いまは長イモがおすすめで、なんと1kg200円。

「雪の下で年を越していて、甘みも増してすごく粘り気もあるのでおすすめ」とのこと。

サツマイモは秋に収穫して温度・湿度管理を徹底して貯蔵することで甘みが増し、糖度が40度~50度あるものもあるんですって。

石狩産のサツマイモをペースト状にしてトッピングした、ソフトクリームも楽しめますよ。

ドライブの休憩にもおすすめです。

JAさっぽろ地物市場 とれのさと
住所:石狩市樽川120番地3
営業:午前9時30分~午後5時

続いては、札幌市北区篠路の「とれた小屋ふじい農場」。

アスパラガスは朝採れで1袋400円。

そして、アスパラガスの茎の詰め放題が1袋200円。

アスパラガスの出荷時、箱からはみ出てはじいてしまう茎の部分は実はとても甘く、ぜひ食べてもらおうと始めたのが茎の詰め放題なんですって。

とれた小屋ふじい農場の安斎哲也さんによると「朝採ったものしか出さないようにしている。根から伸びてくるので、すぐ近くの茎は一番パワーと若さがあっておいしい」とのこと。

袋に詰められるだけ、タワーのように飛び出てもいいんですって。

ギュウギュウに詰め込んで、これで200円は本当にお得です!

詰め放題の他にも、アスパラガスの収穫体験とジンギスカンを楽しめるプランも。

詰め放題で手に入れた茎も焼いてみると、みずみずしくて、食感がコリコリ。甘くておいしい!

ドライブのついでに、お得な出会いがありました。

とれた小屋ふじい農場野菜直売所
住所:札幌市北区篠路町拓北243-2
営業:午前9時~午後5時

*みんテレ5月2日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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