初夏の清潭洞。エルメスカフェのアフタヌーンティと、ジェントルモンスターのイベントを満喫

日本と同じように、夏の訪れが毎年早まっているように感じる韓国・ソウル。新緑が生き生きとして、道行く人も心なしか明るい雰囲気です。今回はソウルきっての高級ブティックが集まる街、清潭洞へ。話題のショップをチェックした後は、日本にはない、エルメスの公式カフェでサーブされるアフタヌーンティを楽しんできました。

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ジェントルモンスター×ジェニーの世界観にうっとり

まずは、狎鴎亭の島山公園のすぐ近くにある複合施設「HAUS DOSAN(ハウス島山)」へ。ちょうど訪れた日が韓国発のアイウエアブランド「GENTLE MONSTER(ジェントルモンスター)」とBLACKPINKのJENNIE(ジェニー)のコラボイベント初日だったので、入口付近にはモデルや芸能人と思しきスタイルの人たちがずらり。そそくさと店内にお邪魔し、相変わらずの独特の世界観を堪能しました。

コラボ第三弾となる今回は、ユニコーンがキーアイコン。ハウス島山のほか、青山や大阪の店舗でも同じようなポップアップが開かれています。

ハウス島山の4階にはジェントルモンスター系列のフレグランスブランド「TAMBURINS(タンバリンズ)」も入店。香りはもちろん、洗練されたデザインも素敵で日本のファンも多く抱えるタンバリンズ。お客さんにもちらほらと日本の方が見受けられました。

ハンドクリームや香水のほか、キャンドルなどのルームフレグランスもおすすめ。その場で免税手続きができるので、訪れる際はパスポートを持参して。
ハウス島山でのイベントは6月30日まで。予約なしで訪れられます。

(DATA)
HAUS DOSAN
ソウル特別市江南区狎鴎亭路46ギル50
070-4128-2122
11:00~21:00
無休
https://www.gentlemonster.com/

島山公園のまわりはSPがたくさん! 道行く人もみんなおしゃれ

ハウス島山のすぐ隣には緑豊かな島山公園が。そして、島山公園沿いにある「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」の3階にも公式のカフェがあるので、気になる方はチェックを。時期によっては他のブランドとコラボイベントをするので、運がよければ特別な展示を見られます。

お店の前には黒ずくめのSPがちらほら。韓国のSPは背が高くて、どことなく威圧的です。
ルイ・ヴィトンの隣には若者に人気のストリートブランド「Supreme(シュプリーム)」が。こちらも黒い傘を差したSPが待機していました。

清潭洞を歩いていると、私と同じような世代の女性が高そうなブランドのカバンを持って颯爽と歩く姿をよく見かけます。韓国人はブランド品が好きというイメージがあると思いますが、それは本当で、息子の授業参観に行くと、驚くほどみんながブランドもののカバンを持っていてびっくり。そして、その後のお茶会では授業の内容よりも「誰々は〇〇の新作のカバンを持っていた」とチェックが始まります。恐るべし、韓国アジュンマ。

どことなく、日本の表参道のような雰囲気がする清潭洞界隈。撮影の前日に訪れた南大門市場とのギャップに戸惑います。

通訳のお仕事を通して何度かお会いしている日本の方から「エルメスのアフタヌーンティを一緒にいかがですか?」という願ってもないお誘いをいただき、行ってきましたエルメス公式の「CAFE MADANG(カフェ・マダン)」。いつも市場や食堂で韓国料理ばかりをほおばっているので、エルメスのカフェと聞いてドキドキしましたが、韓国のエルメスカフェは想像以上に誰でも行きやすい居心地のいい雰囲気。服装はカジュアルでも問題なく、店員さんも親切に対応してくれました。

エルメスのショップの地下1階に位置。
ソファもエルメスのもので、本棚にある250種を超えるデザイン書籍は自由に閲覧できます。

お目当ては日本のエルメスカフェではメニューにない、アフタヌーンティセット(7万9000W)。午後2時からの限定メニューで、予約はできないので午後2時ぴったりに訪問しましたが、並ぶことなくすんなりと入店できました。セットのほか、ドリンク単品が1万2000W~、ハンバーガーやサンドイッチ、スパゲッティなどの食事メニューも3万W程度でスタンバイ。新羅ホテルが監修しているとのことで、味も折り紙付きです。

セッティングされる食器やカトラリーはすべてエルメスで統一。これだけで気分がぐんと上がります。

アフタヌーンティセットはコーヒーや紅茶など、ドリンクを2杯選べるので、2人で訪問するのがベター。コーヒーなら1万2000W~、紅茶なら1万5000W~するので、アフタヌーンティがどれだけお得かがわかります。

ティラミスやマンゴーのムース、カヌレなどがセットになったアフタヌーンティ。サーブする際、1つ1つ丁寧に説明されます。
スイーツだけでなく、エビとキャビアの前菜やチーズバゲットなどもあるので、遅いランチとして訪れてもいいかも。
食べきれないときはテイクアウトも可能とのことで、スコーンは包んでもらうことに。家で食べましたが、しっとりおいしい、正統派のスコーンでした。

エルメスのカフェと聞くと敷居が高く感じますが、異国の地なので意外と入りやすく、リラックスして楽しめるものだなと今回のアフタヌーンティで実感。清潭洞には「Christian Dior(クリスチャン・ディオール)」のカフェにもアフタヌーンティセットがあります。いつもと違う韓国旅行の選択肢として、ハイブランドのカフェを訪問してみるのもいいかもしれません。

(DATA)
HERMES CAFE MADANG
エルメス カフェ マダン

ソウル特別市江南区島山大路45ギル7 B1
02-546-3643
11:00~19:00(日曜は12:00~)
定休日:秋夕、旧正月

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