草彅剛「高倉健さんを思い」時代劇で寡黙な役作り 斎藤工が明かす“草彅剛のいい人”エピソード

2024年5月12日(日)の『ボクらの時代』は、タレントの草彅剛さん、俳優で映画監督の斎藤工さん、映画監督の白石和彌さんが登場します。

5月17日から公開される映画「碁盤斬り」で共演した草彅さんと斎藤さんは以前から仲が良いといい、草彅さんと同い年の白石監督と3人で撮影現場でのエピソードを語りました。

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草彅剛、手作りカレーを現場に差し入れ「いい人でしょ?(笑)」

草彅:
(斎藤)工くんとは僕、「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」(2012年)というドラマで共演しました。

斎藤:
共演したときに剛さんがスタッフ、キャストにカレーを大きい鍋で作ってきてくれたんですよ。

白石:
作ったんですか!?

草彅:
(自分の中で)はやっていて、カレーを作るのが。

斎藤:
連続ドラマの主役って寝る暇もないほどのスケジュールなのに、剛さんは僕らに仕込みに時間のかかるカレーを作ってきてくれて、それがめちゃくちゃおいしくて!
スタッフの方も食べられるようにスタジオにカレーを置いてくれた。
「どうやって作っているんですか?何でこんなにおいしいんですか?」って聞いたら、『みんなのことを思って作ったからだよ』と自然におっしゃって。

草彅:
いい人でしょ?(笑)

白石:
いい人ですね(笑)でもそんな量、作ることなんてないんじゃないですか?

草彅:
すごく楽しかったのよ、そのドラマが。その後も1回、みんなで鍋を食べに行ったよね。
(ドラマの共演者と)すごく仲良くなって。

白石:
あれ…でも今回(映画「碁盤斬り」の現場)は…カレー作ってくれなかったですよね?

草彅:
京都だからね(笑)

斎藤・白石:
(笑)

草彅剛「高倉健さんを思い出しながらお芝居をした」

白石:
「碁盤斬り」を見た草彅さんの最初の感想が「江戸時代に生まれたかった」っていう。「そしたらもっと人気者になれたかも」って言っていたんですよ。
『今より人気者になりたいんだ…』と思った(笑)

斎藤:
江戸で(笑)

草彅:
なんか唐傘とか似合っちゃって。なかなか唐傘がなじむ人いないでしょ。
「俺も江戸時代に生まれたかったな」と。

斎藤・白石:
ハハハ(笑)

草彅:
高倉健さんを、ちょっと思い出していた。(高倉さんを)思い出しながら今回、お芝居をしていた。

白石:
そうなんですね!

斎藤:
(高倉健さんと)ご一緒(映画で共演)されていますよね。

草彅:
そう!
時代劇の撮影所も「健さん歩いていたのかな」とか、待ち時間が長かったから、そのときに撮影所の外に出たときに健さんのことを思い出して。
映画では寡黙な役だったから、「高倉健っぽくするにはどうしたらいいかな?」とか考えていた。

その効果があったのか、映画を自分で見て初めて大人を感じました!

斎藤・白石:
へ~!

草彅:
大人の第一歩ですよ!今になって(笑)初めて大人として演じられた!俺!

齊藤・白石:
(笑)

白石:
いやいやそんなことないでしょ(笑)

ほかにも、草彅さんが語る俳優業についての話や、斎藤さんの腸活の話、白石監督が草彅さんに現場でやめてほしいことなど、さまざまな話題を展開します。

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