ニコール・キッドマンが告白 メットガラのファッションは 「大きな後悔」に由来していた

オスカー女優のニコール・キッドマン(56)がメットガラで披露したファッションは、人生における 「大きな後悔」に由来していることが分かった。「眠れる美女たち」をテーマとした世界的ファッションイベントで、ニコールはバレンシアガのドレスで登場。このドレスを初めて見たのは、写真家の故リチャード・アヴェドンによる写真だったと明かしている。

ニコールはE! ニュースに語った。「アヴェドンは病気で亡くなってしまい、大きな後悔となった。アヴェドンが撮ったドレスの写真を見て、『このドレスを蘇らせることできたらいいな』と思ったの」「写真家も称えているのよ。ドレスだけではなくてね」

毎年恒例のビッグイベントで、今年のテーマを気に入ったというニコールは、「これらのドレスを蘇らせること」「過去、現在、未来がひとつになるというアイデア、そしてゴージャスなクチュールドレスの数々」に大きな意味があると説明し、「これらのドレスを作っている人たちは、多大な時間をかけている。見て、雅びやかでしょ」「これを作ったアーティスト。私は彼らが作るのを見た。私たちは彼らのために彼らの芸術を身にまとうの」と話し、服飾制作に費やされた努力の量が、お披露目の機会に新たなレイヤーを加えていると指摘した。

一方で、2022年のヴァニティ・フェア誌ハリウッド特集号の表紙をミュウミュウの超短丈ミニスカートとお揃いのハーフトップという大胆なアンサンブル姿で飾っていたニコールは、当時その姿はファンを二分し、ネット上で批判を浴びる結果となっていた。

後にニコールは、「私は全く行き当たりばったりの、クレイジーな選択をするの。結末を考えないでいるから、『10代の選択』って呼んでるわ」と、ファッションに関してはリスクを冒すのが好きだと明かしていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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