上峰町中央公園に、小さい子や体の不自由な人でも遊びやすいように工夫された「インクルーシブ遊具」が増設された。町が昨年度から同公園の芝生エリアに整備しており、第2弾としてブランコ、回転遊具、ドーム状の遊具の3種類を設置した。
ブランコは転落防止のシートが備え付けられ、回転遊具は車いすから乗り移りやすく、安定して座れるように背もたれが高く設計されている。ドーム状の遊具はにぎやかな遊び場から少し離れ、少人数で過ごせるスペースになっている。第2弾の整備費は約2700万円。
町教育委員会の担当者は「昨年設置された遊具も好評。気軽に遊びに来てほしい」と話している。(鳥栖支社・井手一希)