優酷のアンバサダーに就任したチョン・イー、動画配信3強の「愛」を独占か

中国の人気俳優チョン・イー(成毅)が動画配信サービス・優酷(YOUKU)のアンバサダーに就任したことに、ファンの間で祝福の声が上がっている。

中国で動画配信サービスのアンバサダー制度がスタートしたのは2015年ごろで、優酷は一歩遅れて18年から始めている。これまで同サービスで配信されたドラマ「鎮魂」の主演チュー・イーロン(朱一龍)、「長安二十四時」のイー・ヤンチェンシー(易烊千璽)、「冰雨火~BEING A HERO~」のワン・イーボー(王一博)がアンバサダーに就任し、プラットフォームのシェア拡大、VIP会員の開拓などに貢献してきた。

そして、このほど優酷の顔になったチョン・イーといえば、「琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~」(20年)と「沈香の夢」(22年)の大ヒットで優酷に貢献してきた実力派俳優。昨年は動画配信大手・愛奇芸(iQIYI)で配信された武侠ドラマ「蓮花楼」が現象級のヒットを巻き起こした他、先日クランクアップしたファンタジー時代劇「狐妖小紅娘・王権篇」もすでに類いまれな注目度となっている。その実力と人気が認められ、間もなく制作が始まる武侠ドラマ「赴山海」は愛奇芸と騰訊視頻(テンセントビデオ)が共同制作するという、異例のコラボ発表が行われたほどだ。

また、関係者の耳寄り情報によると、チョン・イーは優酷が企画している「長安二十四時」の姉妹編「長安二十四計」に興味を示しているとのこと。年内には主演の時代劇「英雄志」の配信も期待されている。

この朗報をめぐり、ファンからは「チョン・イーは優酷の顔になり、残りの動画配信2強も『赴山海』でチョン・イー推しがすごい。1人で3社の愛を独占」「優酷のアンバサダー就任、おめでとう」「ほぼ毎年ブレーク作品を送り出しているし、待機作、出演予定作品を含めて話題を一身に集める人気俳優」「出演オファーが殺到し、引っ張りだこ状態」「優酷が『蔵海伝』のシャオ・ジャン(肖戦)より、チョン・イーを選んだところも興味深い」などの書き込みが相次いだ。(編集/RR)

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