平面絵画を対象にした全国公募展「第33回全日本アートサロン絵画大賞展」(実行委員会主催)で入賞・入選した愛媛県内在住9人の11作品を集めた「第14回えひめ入選作品展」が10日、松山市錦町のギャラリーキャメルKで始まった。物語性のある心象作品が、絵を描く楽しさを伝えている。15日まで。
自由表現、写実表現の2部門に全国から計1328点の応募があった。県内の入賞は3点で、戸田品子さん(66)=東温市=の「アトリエ」と白石健さん(43)=新居浜市=の「終わりに線を見る」が自由表現部門で特別賞、大森尚行さん(57)=内子町=の「鬱という怪物」が写実表現部門で佳作に輝いた。