「好き」はいつしか執着へ…頑張っているだけのK-POPアイドルたちを脅かす歪んだ“ファン心”

歪んだ“ファン心”が犯罪に繋がるケースもある。

一部のファンの歪んだファン心によって、アイドルたちが怯えている。

5月9日、STARSHIPエンターテインメントによると、前日、あるオンラインコミュニティにIVEのチャン・ウォニョンの身辺を脅かす書き込みが掲載された。この記事には犯行の日時も明記されていた。該当文は現在、警察庁に申告が受け付けられ、警察庁では該当掲示物の投稿者に対する捜査に着手した。

(写真提供=OSEN)IVE・ウォニョン

STARSHIPエンターテインメントは「当社は迅速な捜査とアーティストに対する身辺保護要請をお願いし、身元が明らかになり次第法的措置を取る予定だ。所属アーティストの身辺保護のために専門警護スタッフを強化し、アーティストの移動経路、社屋および宿舎のセキュリティも再点検している」と伝えた。

続けて「今後も所属アーティストの身辺を脅かすすべての行為に対してモニタリングを強化し、これを発見し次第法的に強力に対応する予定だ。当社は今後も所属アーティストの安全を保護するために最善を尽くす」と明らかにした。

チャン・ウォニョンに先立ち、多くのアイドルが身の危険を感じたことがある。特に、昨年は不特定多数に向けた凶器暴動事件が数回発生し、アイドルに対する脅威につながりもした。

もはや活動すべきではないのか…

代表的なのはaespaのWINTERだ。

(写真提供=OSEN)aespa・ウィンター

昨年8月、オンラインコミュニティを通じて出国するウィンターを凶器で刺すという書き込みが掲載され、所属事務所SMエンターテインメントは「該当掲示物の投稿者に対する告訴状を警察署で受け付けた、迅速な捜査協力を頼んだ。警護人員を強化し、aespaが出国時、警護人員および空港警察の協力で安全に出国した。警察でも当社社屋を訪問してセキュリティおよび安全状態を確認し」と明らかにした。

女性アイドルだけではない。

ボーイズグループZEROBASEONEも昨年、身辺を脅かす書き込みが多数確認されたことにより、投稿者を相手に脅迫および情報通信網利用促進および保護などに関する法律違反の疑いで告訴状を提出したことがある。

(写真提供=OSEN)ZEROBASEONE

また、BTSのJIMINは2017年から2018年までアメリカだけで計3回の殺害予告を受け、歌手IUもアーティストの身辺を脅かす試みが無分別に起きていると伝えた。

TWICEのミナ、元Apinkのメンバーであるソン・ナウン、さらに遡ればBaby V.O.Xのカン・ミヨンなどが血がついた手紙とかみそりの刃が入った封筒を受け取り、殺害の脅迫を受けたことがある。

「ひどいというレベルを超えている」と言われていた第1世代アイドルの時に見られるようなアーティストの身辺の脅威が再び多くなっている。所属事務所レベルでも積極的な対応も対応だが、ファン自身の自浄が必要だという声だ。

過度な執着から続く歪んだファン心は、アーティストを脅かすことになるということを忘れてはならない。

(記事提供=OSEN)

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