［１０日 ロイター］ - 男子テニスで元世界ランキング３位のドミニク・ティーム（３０、オーストリア）が１０日、今季限りで現役を引退すると発表した。
ティームは２０２０年に全米オープンを制覇し、全仏では２度の準優勝など実績を残してきたが、２１年に手首を負傷すると、トップフォームを取り戻すのに苦しんできた。現在は世界ランク１１７位まで沈んでいる。
ティームはインスタグラムで、引退の決め手について、手首の問題と自分の気持ちだとし「夢にも思わなかった成功とトロフィーを手にした。素晴らしい旅だった。最終的には、今シーズン限りでキャリアを終えるという決断が唯一、正しいものだという結論に達した」と述べた。
